はちみつは健康に良いイメージがありますが、実は美容効果も期待されています。
普段、砂糖の代わりにはちみつを使うことが多い私ですが、いろいろ調べてみるとはちみつは美容効果が高く、食べるだけでなくスキンケアにも使えることがわかりました!
最近ははちみつの成分が含まれたスキンケア商品も増え、気になっている人も多いはず。
はちみつに期待される美容効果と、はちみつを使ったおすすめスキンケアをご紹介します。
目次
はちみつは栄養たっぷり!
はちみつにはなんと200~300種類もの栄養が含まれているといわれています。
全体の80%を占めるのはブドウ糖や果糖など「単糖類」ですが、はちみつには花粉も多く含まれていて、その花粉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。
ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群や葉酸のほか、カリウムやアミノ酸、ポリフェノールなどの成分が含まれています。
はちみつの主成分である糖は消化吸収に優れていて、栄養補給にもぴったり。
ちょっと疲れを感じたときや、素早くエネルギーを補給したいときにおすすめです。
また、はちみつは砂糖の3分の1の量で同じ甘さになるため、砂糖の代わりにはちみつを使うのもおすすめです。
はちみつはエイジングケアにも有効!その美容効果は?
毎日なんとなく取り入れているはちみつですが、エイジングケアにも有効とのこと。
まさに大人肌の美容にぴったりですね。
はちみつの秘めた美容パワーを知り、効率的にはちみつを取り入れてみませんか?
高い保湿力でうるおいを与える
「のどの痛みを感じるときにはちみつを舐めると良い」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
私ものどに違和感があるときは、はちみつを舐めるのが習慣です。
実ははちみつには高い保湿力があり、乾燥を防ぐ効果が期待されています。
のどの痛みを緩和してくれるのも、この保湿効果のおかげです。
空気中の水分を吸着しうるおいをもたらしてくれるため、食べるのはもちろん肌に塗ることで美肌のサポートをしてくれるのです。
ミネラルの力でハリを与える
はちみつにはケイ素とケイ酸というミネラルが含まれていて、特にケイ素には肌にハリを与える効果が期待されています。
ケイ素とケイ酸以外にもはちみつにはミネラルが多く、カリウムや鉄、亜鉛など約15種類が含まれています。
ミネラル類には肌の弾力をアップさせるほか、髪の毛や筋肉の生成にも関わっており、不足すると肌荒れや髪の毛のパサつき、疲れやすさを感じることも。
しみのケア
美容に欠かせない成分といえばビタミン類。
はちみつには美容効果が高いといわれるビタミンCやビタミンB群が多く含まれ、肌を健やかに保つサポートをしてくれます。
ビタミンCはシミのもとであるメラニンの生成を抑制し、くすみのない肌づくりに役立ちます。
ビタミンB群は肌や髪の毛を強くする役割のある成分で、肌荒れの予防にも欠かせません。
抗酸化作用でエイジングケア
はちみつにはポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールには高い抗菌作用が期待されていて、肌の老化の原因となる活性酸素を減らし、エイジングケアにも役立つといわれています。
ニキビの原因であるアクネ菌にも有効とのことで、肌荒れやニキビケアにもはちみつが役立ちそうです。
くすみや黒ずみにアプローチ
はちみつにはタンパク分解酵素であるプロテアーゼも含まれています。
おもにタンパク汚れである、落としきれないメイク汚れによる小鼻の黒ずみや、普段の生活で付着するほこりなどを取り除きます。
年を重ねると透明感が失われくすみが気になり始めますが、はちみつを美容に取り入れることで黒ずみやくすみのない肌へと導いてくれるのです。
はちみつを使ったおすすめスキンケア3選
はちみつは食べることがメインという人が多いですが、食べるだけなんてもったいない!
ここでは私が実際に試してみて、使用感が良かったおすすめのはちみつスキンケアを3つご紹介します。
いつもの洗顔にはちみつをプラス
簡単にはちみつをスキンケアに取り入れたい人におすすめなのが、いつもの洗顔にはちみつをプラスする方法です。
洗顔料をいつもどおりたっぷり泡立てたら、スプーン1杯のはちみつをプラスして洗顔するだけ。
べたつきはほとんど気にならず、洗いあがりはしっとりさっぱり。
洗顔後のツッパリ感もありません。
週に1度ほどのペースで取り入れるとよいでしょう。
はちみつパック
はちみつでリップパックをしたことがある人は多いはず。
リップだけでなく、顔全体にはちみつパックをするのもおすすめです。
やり方はとても簡単で、はちみつを薄く顔全体にのばすだけでOK。
ラップで覆い、5分ほど時間をおいたらぬるま湯で洗い流しましょう。
はちみつのべたつきが気になるときは、少量の水でのばして使っても問題ありません。
はちみつ+砂糖でスクラブケア
肌のくすみやごわつきが気になるときにおすすめしたいのが、はちみつに砂糖を混ぜてつくるスクラブです。
筆者はよくリップスクラブとして利用していますが、頬やおでこなどのごわつきが気になる部分にも使っています。
スクラブの作り方はとても簡単。
はちみつと砂糖を1:1の割合で混ぜるだけでOKです。
砂糖は上白糖や三温糖、グラニュー糖など好みのものを使ってみてください。
滑りをよくするために少量のオイルを入れるのもおすすめです。
スクラブで軽くマッサージをしたら、ぬるま湯で洗い流しましょう。
はちみつの選び方
スキンケアに使うはちみつはどれを選んでも良いというわけではありません。
実ははちみつにも種類があり、美容効果をより実感するにははちみつ選びも慎重に行う必要があります。
ここではスキンケアに使う正しいはちみつの選び方をご紹介します。
純粋はちみつを選ぶ
はちみつには3種類あり、
- 純粋はちみつ
- 加糖はちみつ
- 精製はちみつ
に分けられます。
スキンケアに取り入れるなら、迷わず純粋はちみつを選びましょう。
純粋はちみつは
- 天然成分100%
- 水分の含有量が23%以下
- 果糖の含有量が60g以上、ぶどう糖の含有量が100g以上
という基準があり、これをクリアしたものが「純粋はちみつ」として販売されています。
天然成分100%なので栄養価も高く、美容効果も期待できるというわけです。
加糖はちみつは、コストを抑えるために水あめや砂糖などを足した加工はちみつです。
精製はちみつも、加工の際に栄養成分の膜を割っているためはちみつの香りはほとんどなく、美容効果も期待できません。
産地で選ぶ
産地で選ぶのも一つの方法です。
産地によって香りや味わいはもちろん、栄養成分や値段も異なります。
外国産は比較的お手頃価格で、あっさりした味わいが特徴。
国内産はややお値段は高めですが、具体的な産地や花の種類を明記した商品も多く、好みのテイストのはちみつを探しやすいメリットがあります。
購入のしやすさや続けやすい価格であることを考慮して選ぶとよいでしょう。
花の種類で選ぶ
はちみつは花の種類によって香りや味わい、色が大きく異なります。
一般的には色の薄いはちみつのほうが、香りも味も万人ウケしやすく取り入れやすいといわれています。
アカシアやレンゲは香りも味もさわやかで、特に人気のはちみつです。
栗や蕎麦のはちみつは色も濃く香りも独特ですが、はちみつ好きのマニアにはたまらない一品だとか。
自分が食べておいしいと感じるものは、スキンケアにも使いやすいはずですよ。
はちみつパワーを取り入れて内と外から美肌を目指そう
はちみつは食べるのはもちろん、スキンケアにも取り入れたい美容効果が期待できる魅力的な食材です。
スーパーでも手軽に購入できるためスキンケアにも取り入れやすいという点や、いつもの美容にはちみつをプラスするだけで良いという点も魅力も、はちみつ美容の魅力といえるでしょう。
美容だけでなく免疫を高める健康効果も期待されるはちみつ。
毎日の食事や美容にはちみつを取り入れて、内と外から美肌を目指してみませんか?