「ほかの人より鼻の下が長い気がする」
そんなコンプレックスを持っている人はいませんか?
実は、人の顔の印象は、鼻の下=人中の長さで大きく変わるといわれています。
「どうすれば人中を短くできる?」
「人中エクササイズのやり方を知りたい!」
そう思っている人のために、人中短縮を目指すエクササイズについてご紹介します。
人中が長くなる原因についても調査しましたので、併せてチェックしてみてくださいね。
目次
なぜ人中が長くなる?
もともとの骨格によって人中の長さには個人差がありますが、以前よりも人中が長くなったと感じている人もいるでしょう。
なぜ人中が長くなるのか、ここではその原因について見ていきましょう。
加齢によるたるみ
人は加齢によって肌のハリが失われ、顔にもたるみが生じます。
顔がたるむと全体的に下がった印象になるため、人中も長く見えるようになってしまうのです。
特に頬や口元のたるみは、人中の長さにも影響があります。
- ほうれい線が気になり始めた
- 口角が下がったように感じる
など、たるみの症状が出始めたら人中も長くなっている可能性があります。
生活習慣で表情筋がゆるむ
人の顔には、実に60種類以上の筋肉が存在しています。
これらを総じて表情筋と呼んでいますが、表情筋のゆるみも人中が長くなる原因の一つです。
年齢によって表情筋が緩むこともありますが、生活習慣も影響を与えます。
たとえば、
- 長時間のパソコンの使用
- うつむいてスマートフォンを使用
などが挙げられます。
また、人と話す機会が減り、表情筋を動かさないとどんどん衰えていくといわれています。
遺伝
人の顔を形成しているパーツは、遺伝によるものが大きいといわれています。
なかでも、
- 鼻の高さ
- 唇の形
- 輪郭
については遺伝的要素が強く出るといわれているのです。
鼻と唇が遺伝の影響を受けるということは、その間にある人中にも遺伝が関係しているということ。
骨格的に人中が長いという人は少なくありません。
とはいえ「遺伝だからどうにもならない」というわけではなく、エクササイズやメイクでカバーすることができますよ。
歯並び
実は歯並びも人中に関係があります。
特に、上の歯が前に出るいわゆる「出っ歯」は、内側から皮膚を伸ばしてしまうため鼻の下が長くなる原因といわれています。
また、出っ歯以外に、
- 歯の食いしばり
- 歯ぎしり
などであごが発達することで、人中が伸びてしまうこともあるようです。
歯並びや食いしばりは歯科で矯正できるので、気になることがあれば医療機関に相談してみてくださいね。
人中の長さの理想は?
自分の人中は長いのか短いのかよくわからないという人もいるかもしれませんね。
美人顔といわれる人中の長さは、人中:下唇から顎先=1:2が理想といわれています。
また、日本人の人中の長さの平均は約1.5cmで、2cmを超えると人中が長めといわれています。
とはいえ、上記はあくまで目安です。
骨格やほかのパーツのサイズ感によって、人中の見え方には個人差があります。
一つの目安としてとらえてみてくださいね。
人中短縮2つのメリット
近年、人中の長さが注目されるようになりましたが、人中が短いとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、人中短縮のメリットについて見ていきましょう。
若々しく見られる
人中はたるみや表情筋のゆるみによって、年齢を重ねることで長くなります。
つまり、人中が長くなってしまうと、老け顔の原因につながってしまうこともあるのです。
反対に人中が短くなれば、若々しくフレッシュな印象に見られるようになるというわけ!
ほんの1mm2mmの短縮でも、見た目の印象は大きく変わりますよ。
顔にメリハリが出る
伸びてしまった人中を、エクササイズやマッサージによって短くすると、顔全体がリフトアップしすっきりとした印象になります。
また、唇もきゅっと上向きになるため、顔を横から見たときにメリハリのあるフォルムが完成します。
日本人はどちらかというと凹凸の少ない顔立ちなので、もともと人中が短い人もエクササイズを取り入れることによって、立体感のある顔立ちを手に入れられますよ。
人中エクササイズ
人中短縮を目指すなら、エクササイズを取り入れるのがおすすめ!
ここでは、人中短縮に効果が期待できる2つのエクササイズをご紹介します。
①頬のリフトアップエクササイズ
人中が長くなってしまうのは、頬の表情筋がゆるみたるんでしまうことが原因の一つです。
つまり、頬のたるみを改善すれば人中を短くすることができるというわけ!
<やり方>
- 目と平行になるように、頬骨の上に人差し指を軽く置く
- 人差し指を持ち上げるように、ゆっくりと口を「い」のかたちにする
- ゆっくりともとに戻す
- これを20回繰り返す
ポイントは、とにかくゆっくりやること。
頬の筋肉が動いていることを意識しながら取り組むと効果的ですよ。
②口輪筋エクササイズ
口周りの筋肉を鍛えるのも、人中短縮に役立ちます。
特に口輪筋と呼ばれる筋肉を鍛えることで、唇が上向きになり人中を短く見せられます。
<やり方>
- 大きく口を動かすことを意識して「あ・い・う・え・お」の口のかたちをつくる
- 口を軽く閉じ、口角をきゅっと上げて10秒キープ
- ゆっくりともとに戻す
- これを5回繰り返す
ポイントは、口の周りの筋肉を大きく動かすこと。
こちらもゆっくり時間をかけて行うことで、口輪筋にしっかりアプローチできますよ。
人中マッサージ
エクササイズと一緒に取り入れてほしいのが、人中マッサージです。
筋肉を鍛えたらマッサージでしっかりゆるめることで、効率的に人中短縮を目指せますよ。
①頬の筋肉をほぐすマッサージ
まずは、頬の筋肉をほぐすマッサージを取り入れましょう。
<やり方>
- 頬に中指と薬指の腹を当て、ぎゅっと押し込むようにして5秒キープ
- 指を押し込んだまま、小さな円を描くように筋肉をほぐす
- 耳のうしろに中指と薬指を当て、同様に小さな円を描くように筋肉をほぐす
1日3セットほどを目安に、時間があるときに取り入れてみてくださいね。
②口角周辺の筋肉をほぐすマッサージ
口周りの筋肉もしっかりほぐしましょう。
<やり方>
- 人差し指を口元に置き、軽くゆするように指を動かす
- 場所を動かしながら、口の周りをしっかりほぐす
- 人差し指と親指で口の周りの皮膚を軽くつまみ、小刻みに揺らす
- 口の周りをぐるっと1周行ったら終了
やりすぎはかえってたるみの原因になるので、2日に1回ほどのペースで行なうとよいでしょう。
人中短縮メイクもおすすめ!
エクササイズやマッサージを行っても、なかなか思うような効果が得られないこともあります。
そんなときは、人中短縮メイクで長さをカバーしてみませんか?
鼻のシェーディングで人中短縮
人中短縮には鼻のシェーディングが有効です。
人中の長さと鼻のシェーディングはあまり関係がなさそうですが、ポイントは鼻の下に影を入れること!
鼻の下に影を入れることで口との距離が短く見えるため、人中もすっきり短く見えるのです。
ただし、あまり濃く入れるのはNG。
先の細いブラシを使って、少しずつ足すイメージで入れてみてくださいね。
ふっくら唇で人中短縮
リップメイクも人中短縮に役立ちます。
ポイントは上唇。
もとのリップラインよりもややオーバー気味に入れることで、口と鼻の距離をぎゅっと縮められますよ。
自然に仕上げるために、ベージュ系のリップライナーを使うのがおすすめ。
はじめにラインを取ってからぼかすことで、初めからそのサイズだったかのような仕上がりになりますよ。
人中エクササイズでメリハリのある顔立ちに!
人中が短いほうが美人顔!なんていわれることもあり、人中の長さがコンプレックスという人もいるかもしれませんね。
人中の長さは遺伝や歯並びなども影響していますが、たるみや筋肉のゆるみなど加齢も原因の一つです。
毎日の生活にエクササイズやマッサージを取り入れることで、人中短縮を目指せますよ。
また、メイクも人中短縮に役立ちます。
エクササイズやメイクをうまく活用し、メリハリのある顔立ちを手に入れましょう!