目元や頬、口元やフェイスラインなど、年齢とともにたるみが気になり始めたという人は多いと思います。
できればたるみのない、すっきりとした顔を手に入れたいですよね!
そんな人におすすめなのが、自宅でも簡単にできるセルフリフトアップマッサージです。
「セルフリフトアップマッサージの効果を知りたい」
「正しいやり方がわからない」
という人も多いと思いますので、ここではセルフリフトアップマッサージのやり方と効果についてご紹介します。
毎日の習慣にして、小顔を手に入れましょう!
目次
顔がたるむ4つの原因
ふと鏡を見ると「こんなにたるんでいたっけ……」とがっかりすることもありますよね。
まずは、なぜ顔がたるむのか、その原因から見ていきましょう。
表情筋の衰え
顔がたるむ原因の一つに、表情筋の衰えが挙げられます。
顔の表皮は、表情筋によって支えられていますが、年齢とともに表情筋が衰えて重力に耐えられずにたるんでしまうのです。
また、マスク生活が長く続いたことにより、表情筋を使う機会が減ったのも筋力の衰えにつながっていると考えられています。
紫外線によるダメージ
近年、紫外線による光老化が肌年齢に影響していることが広く知られるようになりました。
たるみも、紫外線を多く浴びることによって引き起こされます。
紫外線を多く浴びると肌のうるおいが失われ、乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると外部からの刺激を受けやすくなり、栄養不足やターンオーバーの乱れにつながり、結果たるみが進んでしまうというわけです。
姿勢の悪さ
実は、姿勢の悪さも顔のたるみに大きな影響を与えています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの見過ぎなどにより、猫背や巻き肩の人が増えているとか。
こういった姿勢の悪さは筋肉のバランスを乱し、筋肉の上につく脂肪の位置がずれてたるみを引き起こします。
姿勢の悪さが改善されないと、二重あごや目元・口元のたるみがどんどん進んでしまうことも!
さらにはバストやお腹周りのたるみにもつながります。
血行不良による老廃物の蓄積
血行不良が続くことも顔のたるみの原因の一つです。
特に慢性的な肩こりに悩まされている人は、顔の血行不良であることが多いと考えられています。
血行不良になるとリンパの流れが滞り、老廃物が顔周りに溜まります。
疲れが溜まると顔がむくむという人は、リンパの流れが悪いのかもしれませんね。
老廃物がうまく流れないと顔がむくみ、結果これがたるみの原因になるのです。
セルフで行うリフトアップマッサージの基本手順
むくみやたるみのないすっきりしたフェイスラインを手に入れるには、セルフリフトアップマッサージがおすすめ!
ここでは自宅で簡単にできる、リフトアップマッサージの手順をご紹介します。
準備
まずはセルフリフトアップマッサージをする準備から始めましょう。
顔に何も塗らずに始めてしまうと摩擦が生じ、かえってたるみの原因になってしまうことも。
フェイスマッサージに使えるオイルや美容液を用意しておきましょう。
オイルや美容液を少し多めに手に取り、顔全体になじませます。
耳から首筋を通り、鎖骨に向かって数回なでるようにリンパを流したら準備は完了です。
マッサージの流れ
それでは実際にマッサージをしていきましょう!
- 額
- 目の周り
- 頬
- 顎周り
- 首
という順番で行います。
①額を下から上に向かって10回ほど優しくなでる
②目頭からまぶたを通って目の周りをぐるっと1周し、こめかみまでなでるマッサージを左右それぞれ5回ずつ行う
③口角から耳に向かって、頬を引き上げるように左右それぞれ20回なでる
④あごから耳に向かって、フェイスラインの骨に沿って左右それぞれ10回なでる
⑤耳の下から鎖骨に向かって、首筋を左右それぞれ10回なでる
すべりが悪くなってきたら、こまめにオイルや美容液を足してマッサージしてみてくださいね。
マッサージのポイント
セルフリフトアップマッサージは、次のポイントに気を付けて行ってみてください。
- 力加減
- マッサージの方向
- 時間
リフトアップマッサージといっても、力強く行う必要はありません。
皮膚を引っ張らないように、表面をなでるイメージで行いましょう。
マッサージの方向もポイントです。
おでこは下から上、目元や頬は顔の中心から耳に向かって行います。
最終的に耳の下から鎖骨に向かってリンパを流すことを意識してみてくださいね。
また、リフトアップマッサージは長時間やればいいというわけではありません。
全工程を5分から10分で終わるように取り組みましょう。
リフトアップマッサージの効果
リフトアップマッサージをすると、どのような効果が期待できるのかという点も気になりますよね。
ここでは、リフトアップマッサージの効果について見ていきましょう。
皮膚の血行促進と新陳代謝の向上
リフトアップマッサージをすることで、顔全体の血行を促進することができます。
顔の血行が良くなると新陳代謝も活発になり、たるみの改善とともに肌荒れの予防や改善につながりますよ。
また、血行促進により顔色が良くなり、くすみが解消されたと感じる人も少なくありません。
顔のたるみやむくみの解消
リフトアップマッサージはリンパマッサージも兼ねているため、顔に溜まりがちな老廃物を流すことができます。
老廃物が適切に排出されることでむくみがなくなり、結果たるみの解消につながるのです。
たるみを改善したいなら、まずはむくみの解消を目指すのが近道かもしれませんよ。
表情筋の活性化とリラクゼーション
表情筋は毎日絶え間なく動き続けているため、意外とこり固まっていることが多いのです。
筋肉が硬くなるとスムーズに動かなくなり、衰えにつながってしまうことも。
リフトアップマッサージをすることで表情筋がほぐれ、活性化されるとともにほどよくゆるみ、リラックス効果も期待できますよ。
セルフリフトアップマッサージに使いたいアイテム
セルフリフトアップマッサージは特に道具を使わなくてもできますが、ぜひ使ってほしいおすすめのアイテムもあります。
ここではおすすめアイテムをご紹介します!
美容液
まずは美容液。
マッサージオイルでもいいのですが、美容成分がたっぷり配合された美容液を使うことで、肌にうるおいと栄養を与えながらマッサージができますよ。
美容液は、肌のすべりを良くしてくれるテクスチャーのものを選ぶのがおすすめです。
美顔ローラー
顔の表面をコロコロと転がしてマッサージできる美顔ローラーもおすすめ。
美顔ローラーを使うことで、素手ではアプローチできない細かい部分までしっかりマッサージできますよ。
サイズや素材などいろいろな種類の美顔ローラーが販売されているので、好みのものを選んでみてくださいね。
かっさ
かっさは、血行促進や老廃物の排出に役立つアイテム。
フェイスラインに沿ってしっかり圧をかけられるので、首やあごラインのマッサージをする際に使うのがおすすめです。
普段は素手でマッサージを行い、週に2回ほどかっさを取り入れると肌への負担も少なく安心です。
美顔器
エステに通ったような効果が欲しいなら、美顔器を取り入れるのもおすすめです。
美顔器といっても種類はたくさんあります。
- EMS(電気刺激)
- RF(ラジオ波)
- ウォーターピーリング
- スチーマー
使用頻度や予算、求める効果に合わせて選んでみてくださいね。
セルフリフトアップマッサージのポイント
セルフでリフトアップマッサージをする際、ついつい間違った方法で取り組んでしまうことも珍しくありません。
せっかくのマッサージが逆効果になってしまわないよう、ここでは気を付けたいポイントについてご紹介します。
肌をこすらない
マッサージというと、つい肌をこすってしまいがちです。
しかしこれは絶対にNG!
肌をこすってしまうと摩擦が生じて皮膚が伸び、かえってたるみを誘発してしまうこともあるのです。
マッサージをする際は必ずオイルや美容液を使い、肌表面のすべりを良くしてから行いましょう。
やりすぎは逆効果
リフトアップマッサージはやればやるほど効果が出そうと思われがちですが、これも間違った認識です。
マッサージをやりすぎると肌への負担となり、たるみやむくみの原因となってしまうことも。
1回10分以内を目安に、手短に終わらせるよう意識して取り組みましょう。
効果は一時的
リフトアップマッサージをしたあと鏡を見ると、たるみが解消されフェイスラインがすっきりしますよね。
実はこれは一時的な効果なんです。
1度リフトアップマッサージをしただけでは、数時間後にもとに戻っていることも珍しくありません。
継続がカギ
リフトアップマッサージの効果は一時的とご紹介しましたが、継続することでたるみの解消につながります。
「一時的ならやらなくても変わらない」と諦めず、マッサージを毎日の習慣にすることですっきりしたフェイスラインを手に入れられますよ。
適した美容液やオイルを選ぶ
リフトアップマッサージには、オイルや美容液を取り入れるのがマスト。
オイルや美容液は、マッサージに適したものを選ぶこともポイントです。
できればマッサージ用として販売されているものを選ぶと安心です。
マッサージ用のオイルや美容液は肌のすべりを良くしてくれるため、肌への負担を最小限におさえてマッサージができますよ。
セルフリフトアップマッサージでたるみ改善
リフトアップマッサージは、セルフでできるたるみ改善を目指したマッサージです。
ちょっとした空き時間に取り組めるのも魅力ですよね。
とはいえリフトアップマッサージの効果は一時的なものです。
毎日継続することで、たるみの改善やむくみの解消につながります。
お風呂あがりの肌が温まっているときに取り入れて、リフトアップマッサージを習慣にしてみてくださいね。