もう迷わない!肌質別クレンジングの正しい選び方&美肌に導くメイクの落とし方

クレンジング

毎日使うクレンジング、今使っているものが本当に自分の肌に合っているのか、気になったことはありませんか?
私は普段オイルタイプのクレンジングを使っていますが、年齢とともに肌に合わなくなってきていると感じていて、クレンジングを変えようか迷っているところです。

とはいえ、私のように何を基準にクレンジングを選べばいいかわからないという人もいると思います。
ここでは、肌質別にクレンジングの正しい選び方とメイクの落とし方について解説します!

【全7タイプ】クレンジングの種類

花とクレンジング

クレンジングといってもその種類はさまざまで、油分と水分のバランスやテクスチャ、使用感など特徴が異なります。
まずはクレンジングの種類を把握し、どのような特徴があるのかチェックしておきましょう。

素早くなじむオイルタイプ

その名のとおり、オイルを主成分としたクレンジングです。

  • メイクのなじみが良い
  • 濃いメイクもスルッと落ちる
  • 毛穴の奥まで入りやすい
  • 肌摩擦が少ない
  • 界面活性剤を多く含む

高い洗浄力で素早く落とせるオイルクレンジングは、しっかりメイクのときに役立ちます。
やや乾燥しやすいため、洗顔後の保湿はマスト。

さっぱりした使用感のリキッドタイプ

水をベースに、サラッとしたテクスチャが特徴のクレンジングです。

  • 水にも油分にもなじみやすい
  • 洗いあがりはさっぱり
  • 伸びは良いが肌に溜まりにくく摩擦が起こりやすい
  • ふき取りクレンジングとしても使える

リキッドタイプには、オイルインタイプとオイルフリータイプがあります。
オイルフリーはより水に近いため、使用感の好みがわかれるかもしれません。

マッサージにも使えるクリームタイプ

水分と油分がバランス良く配合されたタイプで、肌に優しいクレンジングです。

  • 保湿力に優れている
  • メイクとしっかりなじませる必要がある
  • 界面活性剤は少なめ
  • マッサージクリームとして使えるものもある
  • 洗浄力は低い

より肌に優しいクレンジングを使いたい人におすすめです。
メイクとしっかりなじませる必要があるため、クレンジングにやや時間がかかります。

摩擦が少ないジェルタイプ

強めのとろみのテクスチャで、ナチュラルメイクにおすすめしたいクレンジングです。

  • 肌なじみが良い
  • 肌摩擦が起こりにくい
  • 水性は肌に優しい
  • 油性は洗浄力がやや高め

ジェルタイプは肌への負担や刺激が少ないタイプといわれていますが、水性か油性で洗浄力が異なります。
ナチュラルメイクは水性、濃いめのメイクは油性と使い分けても良さそうです。

肌への負担が少ないミルクタイプ

水分が多く肌に優しいタイプのクレンジングです。

  • 敏感肌でも安心して使える
  • 刺激が少なくニキビ肌にもおすすめ
  • 水分や皮脂を奪いにくい
  • ナチュラルメイク向け
  • アイメイクは落としにくい

界面活性剤が少なく肌への刺激も弱いため、敏感肌や肌荒れが気になる人も安心して使えます。
乳液のようなテクスチャで肌になじみやすいのも特徴です。

体温でとろけるバームタイプ

最近話題なのが、オイルを固形にしたバームタイプのクレンジングです。

  • オイルとクリームの特徴を併せ持つ
  • 体温で溶けてオイルのような質感になる
  • 洗浄力はやや高め
  • 毛穴の汚れも落としやすい

肌への負担が気になるけどメイクはしっかり落としたいという人にぴったりのクレンジング。
乾いた手で使うのが基本のため、浴室内で使うにはあまり適していません。

アイメイクにはポイントリムーバー

ウォータープルーフのマスカラやアイブロウ、ティントリップなど、ポイントメイク専用のクレンジングです。

  • コットンに含ませてふき取る
  • ミルクタイプやウォータータイプなど種類がある
  • たっぷり取らないと摩擦が起こりやすい

ミルクタイプやリキッドタイプなど、アイメイクが落ちにくい洗浄力が弱めのクレンジングと併用して使うのがおすすめです。

肌質別おすすめクレンジング

洗顔後

メイクはしっかり落としたいけど肌に負担はかけたくない、そう思っている人も多いのではないでしょうか。
肌への負担を抑えるには、肌質にあったクレンジングを選ぶのがポイント!
ここでは肌質別におすすめのクレンジングをご紹介します。

普通肌はメイクに合わせて選ぼう

もともと肌の水分量や油分のバランスが良い普通肌さんは、基本どのクレンジングを使っても肌トラブルが起こりにくいとされています。
しっかりメイクの日はオイルクレンジング、ナチュラルメイクの日はミルククレンジングなど、メイクの濃さに合わせてクレンジングを選んでもよいでしょう。

また、できるだけ肌の負担を軽減させたいなら、濃いメイクはポイントリムーバーで落とし、ベースメイクはミルククレンジングを使うという方法もおすすめですよ。

乾燥肌は優しい洗浄力のクレンジングがマスト

乾燥肌さんは、そもそも肌の水分量が少なめのため、クレンジングはできるだけ肌に優しいものを選ぶのがおすすめ。
比較的洗浄力が優しいといわれているのは、次の3つです。

  • ミルク
  • ジェル(水性)
  • クリーム

肌の水分や油分を落としすぎないクレンジングを選ぶことで、肌への負担も軽減できます。
あとは好みのテクスチャで選んでみてくださいね。

脂性肌は皮脂をしっかり落とせるタイプがおすすめ

べたつきやテカリが気になる脂性肌さんは、普段から皮脂や汗の分泌が多め。
洗浄力が高くすっきり洗えるクレンジングを選ぶことで、肌のコンディションを整えます。

特におすすめなのは、オイルタイプやバームタイプのクレンジングです。
毛穴の汚れにもしっかりアプローチするクレンジングを使うことで、皮脂汚れをしっかり落とします。

混合肌は油分を残しつつ洗えるジェルタイプ

乾燥している部分と皮脂やテカリが気になる部分を併せ持つ混合肌さん。
乾燥肌と脂性肌の特徴を併せ持っているため、クレンジング選びはやや難しいかもしれません。

そんな混合肌さんにおすすめなのはジェルタイプのクレンジングです。
汚れや不要な皮脂をしっかり落としてくれますが、必要な皮脂はほどよく残してくれるので、混合肌さんでも安心して使えるはず。

また、テカリが気になる部分はオイル、乾燥が気になる部分はミルクと部位によって使い分けてもいいかもしれません。

全肌タイプ共通!正しいクレンジング法

クレンジングバーム

どの肌質でも、クレンジングの基本的なやり方は同じです。
正しいクレンジングのやり方を学ぶことで、肌への負担を軽減できますよ!

まずはポイントメイクを落とそう

どのクレンジングを使っていても、ポイントメイクは専用のリムーバーで落とすのがおすすめです。
濃いメイクを専用のリムーバーを使ってしっかり落とすことで、くすみや色素沈着を防げます。

<アイメイクの落とし方>

  1. 10円玉代のポイントリムーバーをコットンに取る
  2. ポイントリムーバーを含ませたコットンをアイメイクに乗せ、ゆっくりなじませる
  3. 目頭から目尻に向かってゆっくりコットンを滑らせ優しく拭き取る
  4. 下まぶたも同様に、目頭から目尻に向かって優しく拭き取る

顔全体のメイクの落とし方

顔全体のメイクを落とす際、適当にくるくるなじませておしまい!という人はいませんか?
顔は凹凸があるため、小鼻や口元などの細かい部分は特にしっかりなじませる必要があります。
正しい洗い方を学ぶことで、顔のくすみ予防にもなりますよ!

<顔全体のメイクの落とし方>

  1. 清潔な手にクレンジングをやや多めに取る
  2. オイルタイプは顔全体になじませ、それ以外のタイプは額・両頬・あご・鼻筋に5点置きする
  3. 顔の中心から外側に向かって、親指以外の指4本を使いくるくるとらせんを描くようになじませる
  4. 鼻筋は指を上下にスライドさせ小鼻は薬指でくるくるとなじませる
  5. 鼻の下は指を左右にスライドさせてなじませる
  6. あごもくるくるとらせんを描くようになじませる
  7. 顔全体になじんだら、ぬるま湯で洗い流す

肌質やメイクに合ったクレンジングで美肌を目指そう!

肌

クレンジングはどれを使っても同じと思っていましたが、肌質はもちろんその日のメイクの濃さに合わせて選ぶことが重要です。

洗浄力が高いクレンジングはメイクも汚れもすっきり落とせますが、その分刺激も強くなります。
反対に、刺激の弱いクレンジングは洗浄力も弱めという特徴があります。
クレンジングの特徴をしっかり理解し、メリットとデメリットを照らし合わせることも大切ですね。

自分にぴったりのクレンジングを選び、乾燥やくすみのないすこやかな美肌を目指しましょう!