オールインワンはやめたほうがいい？5つの理由と失敗しない選び方

化粧水や乳液、クリームなどいくつかのスキンケアアイテムが一つになったオールインワン。
洗顔後の肌にこれを一つ塗るだけで手軽にスキンケアができるため、忙しい人にとっては魅力的なアイテムですよね。

便利なアイテムで評判も良い一方「オールインワンはやめたほうがいい」といわれることもあるとか……

「オールインワンは本当にやめたほうがいい？」
「肌に良くないの？」

という点が気になりますよね。
ここではオールインワンはやめたほうがいいのか、本当のところを調査しました！

オールインワンはやめたほうがいいといわれる5つの理由

オールインワンはやめたほうがいいといわれるのには、いくつか理由があります。
ここではその理由について見ていきましょう。

肌の調子に合わせた調整がしにくい

オールインワンは、

などの役割が一つになっていることが特徴です。
複数のアイテムをオールインワンが担っているため、水分や油分などを肌の調子に合わせて調整しにくい点が「やめたほうがいい」といわれる理由。

ホルモンバランスや生活習慣によって肌の調子は日々変わります。
特定の成分を増やせないため、肌の調子に合わせたスキンケアをしたいという人には向かないでしょう。

部分的なケアがしにくい

顔といっても、おでこや頬、鼻など部位によって肌質が異なるケースは珍しくありません。
頬や口元は乾燥が気になるけど、おでこや鼻は皮脂が気になることもあり、オールインワンだとそういった細かい部分のケアをしにくいという点が挙げられます。

美容成分が少ないものもある

オールインワンは、いくつかのスキンケアアイテムの要素を兼ね備えています。
そのため、それぞれのアイテムを使うときよりも、美容成分の配合量が少ないケースもあるようです。

美容成分の量が気になる場合は、求める効果に合わせた商品を選ぶとよいでしょう。
最近はエイジングケアに特化したものや、乾燥やシワの改善を目指したオールインワンも増えています。

乾燥肌には向かないケースも

乾燥肌に向かないということもいわれていますが、これはオールインワンがジェル状で油分の配合が少ないケースが多く、比較的さっぱりしたテクスチャーだから。
特に乾燥肌の人は、たっぷり塗っても物足りなさを感じるかもしれませんね。

保湿力の高いオールインワンを選んだり、美容液をプラスして保湿したりするとよいでしょう。

肌トラブルが起こったときに原因がわかりにくい

オールインワンは、いくつものスキンケアが一つにまとまっているため、さまざまな成分が配合されています。
そのため、オールインワンを使って肌トラブルが起こった場合、どの成分でトラブルが起こったのか原因かわかりにくいのです。

こんな人はオールインワンはやめたほうがいい！

実はオールインワンが合わない人がいるのも事実です。
ここでは、どのような人にオールインワンが合わないのか見ていきましょう。

肌トラブルを抱えている人

肌トラブルを抱えている人は、オールインワンはおすすめできません。
肌トラブルとは、

などが挙げられます。

オールインワンは成分の微調整ができないため、そのときに必要な成分を補うことができません。
そのため、肌トラブルが悪化してしまうことも。
いま必要な成分をしっかり補うことを優先しましょう。

乾燥しやすい人

乾燥肌の人もオールインワンは不向きといわれています。
その理由として挙げられるのが、さっぱりとしたとしたテクスチャーであること。

比較的油分の配合が少ないアイテムもあり、物足りなさを感じる人も多いようです。
乾燥が気になるけどオールインワンを使いたい場合は、クリームタイプを選ぶとよいでしょう。

ジェルタイプのテクスチャーが苦手な人

そもそもジェルタイプのスキンケアがあまり好きではないという人は、オールインワンは合わないかもしれません。
ジェルタイプを洗顔後の肌に直接乗せるのに抵抗があり、結局化粧水を使いたくなるというケースもあるようですね。

また、ジェルタイプのオールインワンは、量が多すぎたりこすったりするとポロポロするというケースも。
量がわかりにくいと感じる人にも不向きでしょう。

オールインワンスキンケアにはメリットもある！

オールインワンにはメリットもたくさん！
ここではオールインワンの3つのメリットを見ていきましょう。

スキンケアの時短になる

まず、オールインワンの魅力といえばスキンケアの時短ですよね！
スキンケアアイテムをライン使いしていると、

のほかに、目元や口元など部分的な美容液を使うこともあるため、いくつも重ね塗りする必要があります。
オールインワンならこれらすべてが一つになっているので、かなりの時短になりますね。

スキンケアに時間をかけたくないけど、いろいろな成分を肌に与えたいという人にはぴったりです。

肌への負担が少ない

スキンケアは、肌に直接触れるため少なからず摩擦が生じています。
うっかり力を入れすぎたりこすってしまったり……そういった間違ったケアも肌への負担になります。

オールインワンならスキンケアの工程が一つなので、摩擦や刺激など肌への負担を最小限に抑えられます。

肌がサラッとする

ジェルタイプのオールインワンはサラッとしたつけ心地も魅力の一つ。
スキンケア後のべたつきがほとんどなく、肌にしっかりなじんだあとはサラッとしています。

肌がベタベタするのが苦手という人にとっては、オールインワンのサラッとしたつけ心地は病みつきになるはずです。

オールインワンの選び方

オールインワンといってもさまざまなメーカーから発売されていて、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
ここではオールインワンの選び方についてご紹介します。

肌質にあったものを選ぶ

まずポイントになるのが、肌質に合っているものを選ぶこと。
乾燥肌の人は保湿に特化したものを、脂性肌の人はさっぱり系のものを、混合肌の人は保湿もさっぱりも叶うものを選ぶのがおすすめです。

多くのオールインワンはどんな肌質にも使えるものが多いですが、実際に使ってみて使用感が良く「肌に合っている！」と感じるものを選びましょう。

求める効果に合わせて選ぶ

求める効果に合わせて選ぶのもポイントです。

など、まずはどのような効果を求めているかをはっきりさせてみましょう。
改善したいポイントに合わせたアイテムを選ぶことで、満足度がアップするはずです。

テクスチャーで選ぶ

使用感の満足度に関しては、オールインワンのテクスチャーが大きく関係しています。
オールインワンのテクスチャーはジェルタイプのものが多い印象ですが、クリームタイプやジェルとクリームの中間のものもあります。

これは実際に手に取ってみないとわからないことがほとんどなので、口コミを見たり店頭のサンプルで試したりしてみてくださいね。

オールインワン基本の使い方

オールインワンの使い方はとっても簡単。
洗顔を済ませた肌に、オールインワンを塗るだけでOKです。
適量を手に取り、顔全体になじませましょう。

ポイントは次の3つ。

乾燥が気になるときは、顔全体もしくは部分的に重ね付けをするのがおすすめですよ。

オールインワンおすすめ5選

オールインワンを使いたいけど何を選べばいいかわからないという人のために、ここではおすすめのオールインワンを5つご紹介します。

【ASTALIFT】オプミー

化粧水・美容液・乳液・クリームの4つが一つになった、べたつきにくいオールインワン。
独自処方の「ジェルネットワーク」で美容成分を包み込み、長時間うるおいを逃がしません。

パール2粒大の量で顔全体に塗布できる、やわらかめのテクスチャーも魅力です。

【PERFECT ONE】薬用リンクルストレッチジェル

有効成分「ビタミンPP」を配合し、メラニンの生成を抑えるとともにシワ改善も叶うオールインワン。
化粧水・美容液・乳液・クリームのほか、パックや化粧下地、ネッククリームの役割も担っています。

40種類もの保湿成分が配合されているので、乾燥が気になる人におすすめしたいアイテムです。

【Obagi】オバジC セラムゲル

一つで化粧水・乳液・引きしめ・美容液・クリーム・パックの6役をこなす、高機能ゲル。
毛穴やくすみ、ハリの低下が気になるエイジングスキンのケアにぴったりのアイテムです。

オールインワンとしてはもちろん、いつものスキンケアにプラスする使い方も可能です。

【LITS】パーフェクトリッチジェルC

水分をたっぷり含んだみずみずしいジェルが、肌にスーッとなじむオールインワン。
浸透型ビタミンCを配合し、くすみや毛穴が目立ちにくい透明感のある肌に導きます。

ゆらぎやすい大人肌や敏感肌でも使いやすいよう、アルコールや合成香料などが無添加という優しい処方も魅力です。

【AQUALABE】スペシャルジェルクリームA

まるでエステに行ったあとのようなハリつやのある肌に導く、オイルインカプセル入りオールインワン。
乾燥小じわが気になる人におすすめのアイテムです。

チャージアミノ酸やコラーゲンGL、Wヒアルロン酸などの美容成分をたっぷり配合し、肌のうるおいを持続させます。

方も魅力です。

編集部おすすめのオールインワンはこちら！

自分に合ったオールインワンを選ぼう！

オールインワンは、

というデメリットがあり「やめたほうがいい」といわれることもあります。
しかし、

などのメリットもたくさんあります。

乾燥や小じわ、毛穴などそれぞれのお悩みに合わせたオールインワンもあるので、自分に合ったアイテムを選ぶのがポイントです。
まずは自分のお肌の悩みと向き合い、求める効果に合わせてオールインワンを選んでみてくださいね！