1回のスキンケアに使うアイテムといえば、
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
などが一般的ですが、これに加えて
- 導入化粧水や導入美容液
- クリーム
- 部分用アイテム
- フェイスパック
など、肌の調子に合わせてスキンケアをプラスしている人も多いと思います。
これだけさまざまなアイテムを使っていると、
「どれにお金をかけるべき?」
と迷ってしまいます。
化粧水や乳液も大切ですが、実はお金をかけるべきスキンケアアイテムはほかにもあるってご存じですか?
ここでは、お金をかけるべきスキンケアアイテムの順番についてご紹介します。
どれにお金をかけようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スペシャリスト
神所 幸枝
【監修】ビューティースペシャリスト 神所 幸枝
サロンオーナーそして美容専門家として、執筆、監修 多数。
TV、雑誌、イベントのヘアメイク、ミスコンテスト美容講師として多岐に活動。
■AJA認定エスティシャン
■JPMパーソナルメイクアドパイザー
■JCTA臨床化粧療法士 その他資格多数
目次
スキンケアの目的とは
まずはスキンケアの目的から考えてみましょう。
なぜスキンケアに力を入れているのか、それは「肌を健やかに保つため」です。
肌は紫外線やほこりなどさまざまな刺激に常にさらされており、小さなダメージを負っています。
汚れを落とし、不足している水分や油分を補うことで肌を保護し、正常な状態を維持するのがスキンケアの大きな目的です。
そのためスキンケアは、
- 汚れを落とす
- 水分を補う
- 油分を補う
- 乾燥しないようにフタをする
という工程が重要になるんですね。
スキンケアはどれにお金をかけるべき?
化粧水や乳液にお金をかけたほうが良いのか、それとも美容液にお金をかけるべき?と迷っている人も多いはず。
ここでは、お金をかけるべきスキンケアの順番についてご紹介します。
1位:クレンジング・洗顔
まず最初にお金をかけてほしいのが、クレンジングと洗顔です。
健やかな肌をキープするには、汚れを落とすという基本中の基本が大切なのです!
クレンジングにお金をかけることで、不要な汚れはしっかり落とし必要な皮脂や水分は残せるため、うるおいのある肌を維持できますよ。
クレンジングは、
- オイルタイプ
- リキッドタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
などさまざまな種類がありますが、メイクの濃さや肌質に合わせて選ぶのがポイント。
ナチュラルメイクなのに毎日オイルタイプを使ってしまうと乾燥が進み、小じわの原因になることもあります。
メイクをしっかり落としたら、うるおいを与えながら洗える洗顔料を選ぶのがポイント。
普段使っている化粧水や乳液と同じラインの洗顔料を選ぶのもおすすめですよ。
比較的洗浄力がおだやかで、保湿成分が入っているものを選ぶとよいでしょう。
2位:美容液
やはり、美容液にもお金をかけてほしいところ。
美容液は肌質やそのときの肌悩みに合わせ、必要な成分をピンポイントで与えられるアイテムです。
- 乾燥を防ぎたい
- アンチエイジングに特化したものを選びたい
- 毛穴を改善したい
など、それぞれの悩みに合わせた自分にぴったりの美容液を選ぶことで、ほかのスキンケアにお金をかけるよりも有意義なスキンケアができるはずです。
3位:日焼け止め
スキンケアというと化粧水や乳液に目がいきがちですが、それよりもお金をかけてほしいのが日焼け止めです。
紫外線のダメージは想像以上に大きく、正しくケアをしないとしみやそばかす、シワなどさまざまな肌トラブルの原因になってしまいます。
紫外線からのダメージを守るためには、日焼け止めが必須。
肌に合ったものや、活用シーンに合わせた日焼け止めを選んでくださいね。
4位:化粧水
スキンケアの基本ともいえる化粧水。
洗顔後の無防備な肌に乗せるアイテムなので、こだわりの化粧水を使うのもおすすめです。
浸透力や保湿効果が高いものを選ぶのはもちろん、肌質や肌悩みに合ったものを選ぶのもポイントですよ。
ただし、化粧水はある程度たっぷり使用するのが理想。
高いものを購入して「もったいないから」と使用量が少なすぎると保湿効果が下がり、せっかくの成分も無意味になってしまうこともあります。
化粧水はたっぷり使ってくださいね。
お金をかけるべきおすすめのスキンケアアイテム
高価なスキンケアアイテムはたくさんあり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
ここではおすすめのアイテムを5つご紹介します。
【クレンジング】シュウウエムラ/アルティム8∞
雑誌やWebなどでベストコスメ賞を数多く受賞した、人気のクレンジングオイル。
オイルタイプでありながら、椿オイルや椿花びらエキスを配合し、汚れを落としつつうるおいは守るという、美容効果が期待できるクレンジングです。
約94%が美容成分で形成され、毛穴の目立ちやハリ感などエイジングケアにも期待できるとして、幅広い年齢の肌にマッチするのも魅力ですね。
【洗顔料】コスメデコルテ/AQ ウォッシング クリーム
乾燥を防ぎ、なめらかな肌へと整えてくれる洗顔料です。
たっぷりのクリーミーな泡が肌を包み込み、優しく汚れを落としてくれます。
キメの細かい泡が毛穴の奥まで入り込み、気になる汚れもしっかりキャッチ。
汚れはしっかり落としつつ必要な油分は落としすぎないため、皮脂バランスを整える効果も期待できますよ。
上品で華やかな香りも魅力です。
【化粧水】SK-Ⅱ/フェイシャルトリートメント クリアローション
エイジングケアブランドといえばSK-Ⅱといっていいほど、根強い人気のスキンケアアイテムですよね。
古くなった角質をやわらかくし、毛穴に残った汚れもすっきりと取り除ける拭き取りタイプのローションです。
スキンケアの下準備として使うのにぴったりで、肌をなめらかにするのはもちろんこれだけでもうるおいを感じます。
そろそろエイジングケアに力を入れたいという人にこそおすすめ。
【美容液】アスタリフト/ジェリー アクアリスタ
いつものスキンケアの前に使用する、先行型ジェリー状美容液。
ジェリー状なので、しっかりうるおうのにべたつきのないテクスチャーが特徴です。
Wヒト型ナノセラミドを高濃度で配合しているほか、3種のコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分がたっぷり含まれています。
洗顔後すぐに使用することで、美容成分を肌にしっかり浸透させることができます。
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ウィシャンテ 2層式美容液「ダブルリッチ リニューイング セラム」高機能オールインワン 28ml 4,950円
ダブルの有効成分が入った美容液と、皮脂を補うオイルをかけ合わせ、独自のアップサイクルされた国産原料をメインに配合。ハリツヤをもたらし、柔らかく潤いのある肌へ導きます。
【クリーム】キュレル/潤浸保湿フェイスクリーム
敏感肌の人でも安心して使える基礎化粧品として人気のキュレル。
セラミド機能成分やユーカリエキスを配合し、しっとりするのにふわっと軽い使用感が魅力です。
クリームのべたつきが苦手な人でも使いやすいはず。
消炎剤も配合されているため、肌にうるおいを与えるとともに健やかな肌を保つサポートをしてくれますよ。
【日焼け止め】ラ ロッシュ ポゼ/プロテクショントーンアップ
日焼け止めとしてはもちろん、化粧下地としても優秀なラ ロッシュ ポゼ 。
肌に乗せるとスッとなじみ、まるで素肌のような透明感を演出してくれます。
トーンアップ効果もあるので、くすみを飛ばし血色良く見せてくれますよ。
3色展開なので、肌の色や求める効果に合わせて選べるのも魅力です。
SPF50、PA++++とUV効果も高いアイテムなので、長時間のお出かけで日焼け止めを塗りなおせないシーンにもぴったり。
プチプラやシンプルなスキンケアはダメ?
あれもこれも、スキンケアにお金をかけることができないということもあると思います。
「化粧水や乳液はプチプラのものではいけないの?」
と感じる人もいるでしょう。
結論からいうと、プチプラが悪いわけではありません。
しかし、高級なスキンケアアイテムには美容成分がぜいたくに使用されていることが多く、それに見合った価格になっていることがほとんど。
ただし、高価なスキンケアアイテムを使っても肌質が改善されないケースもあります。
使用量が少なかったり肌に刺激を与えるようなスキンケアをしていたりすることもあるかもしれません。
- 化粧水はたっぷり使う
- お金をかけるアイテムをしぼる
- 部分用アイテムも取り入れる
などを意識して、肌に合うアイテムを使ってみてくださいね。
内側からのケアも大切
外側からのスキンケアはとても大切ですが、根本からきれいな肌を目指すなら内側からのケアも重要です。
ここでは、肌のためにできる内側からのケアについて見ていきましょう。
バランスの良い食事
人の肌は、食べたものをそのまま反映するといっても過言ではありません。
脂っこいものを食べる日が続くと、ニキビや吹き出物が出やすくなることもありますし、ビタミンが不足すると炎症や肌荒れの原因になります。
肌を健やかに保つには、栄養バランスの良い食事がポイントです。
ビタミンやミネラルを十分に摂り、油分もほどよく摂取します。
肉や魚、野菜をバランスよく取り入れ、腹八分目で切り上げることも大切ですよ。
こまめな水分補給
肌が乾燥していると、外側から一生懸命ケアをしがち。
しかし、肌表面の乾燥は体そのものが乾燥しているケースも珍しくありません。
体の水分が不足すれば、肌も乾燥するのです。
特に汗をたくさんかく季節は体内の水分量が不足しがち。
意識的に水分を摂るようにしましょう。
また、空気が乾燥する季節は気温が下がり、水分の摂取量が減りやすいです。
喉が渇いていなくても水分を摂る習慣をつけておくといいですね。
質の良い睡眠
寝不足だと肌の調子が悪いという経験をしたことがある人もいるでしょう。
肌の調子を整えるためには、良質な睡眠も重要です。
人は寝ている間に成長ホルモンを分泌しますが、これが肌の調子を整えることにも関係しています。
成長ホルモンは新陳代謝を促したり、日中に受けた紫外線からのダメージを回復させたりと、健やかな肌を維持するために必要不可欠なものなのです。
スキンケア、どれにお金をかけるかは肌の調子に合わせよう
スキンケアはどれにお金をかけるべきか迷っているなら、まずは自分の肌の悩みと向き合ってみると良いかもしれません。
いろいろなアイテムを試してもなかなか理想の肌に近づかないなら、クレンジングや洗顔にお金をかけてみてもよいでしょう。
肌の悩みを改善したいなら、悩みに合わせた美容液にお金をかけるのがおすすめです。
また、スキンケアだけでなく食事や睡眠などを見直すのもポイント。
外側のケアと併せて、インナーケアも意識してみてくださいね。
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