秋冬の乾燥対策ガイド！スキンケアでうるおい肌を保つ方法とは？

空気が乾燥してくる秋冬は、肌も乾燥が進みます。
肌の乾燥が原因で、かゆみや粉吹きなどトラブルが起こることも珍しくありませんよね。
特に顔の乾燥が進むとメイクのノリも悪くなり、ついファンデーションが厚塗りになってしまうという人もいるかもしれません。

本格的に乾燥する前に、しっかりとスキンケアをしておきたいですよね！

とはいえ、どのようなスキンケアを取り入れれば良いかわからないという人もいるはず。
ここでは、秋冬に肌が乾燥する原因に加え、今すぐ取り入れたいスキンケアのポイントをご紹介します！

なぜ秋冬は肌が乾燥する？

春や夏には肌の乾燥があまり気にならないという人も、秋冬になると肌のカサカサが気になるという人は少なくありません。
なぜ秋冬は肌が乾燥するのでしょうか。
その原因について見ていきましょう。

空気が乾燥する

秋冬に肌が乾燥する原因の一つとして挙げられるのが、空気の乾燥です。
夏に比べて空気中の水蒸気の量が減るため、肌が乾燥しやすくなります。

また、秋冬はエアコンやヒーターなどの暖房を使うことも増えますよね。
暖房を使用すると室内の湿度が下がります。
湿度が低い部屋に長時間いる機会が増えるため、肌の乾燥が気になりやすくなるというわけです。

気温の低下

実は、湿度だけでなく気温の低下も肌の乾燥を進める原因といわれています。
肌の温度と空気の温度の差が大きくなることで、肌から水分が抜けやすくなるため、秋冬に肌が乾燥しやすくなるのです。

また、気温が低下すると体の冷えも気になりますよね。
体が冷えると肌に十分な栄養が行き届かなくなり、ターンオーバーも乱れがちになります。
ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。

もしかして乾燥してる？乾燥のサイン

肌の乾燥は意外と自分では気付けないもの。
ふと肌を見てみたら、ごわつきやかさつき、赤みやかゆみなどがあり、実はかなり乾燥が進んでいたというケースも珍しくありません。

肌が乾燥しているかどうか、自分では判断できないという人も意外と多いようですね。
肌が乾燥しているサインは次のとおり。

春夏の肌状態と比べて上記のようなサインが見られたら、肌の乾燥が進み始めているのかもしれません。

乾燥が気になる秋冬のスキンケア3つのポイント

湿度が低下し空気が乾燥し始める秋冬。
肌を乾燥から守りたい！と思っている人も多いですよね。
ここでは、秋冬に取り入れたいスキンケアのポイントを3つご紹介します。

洗いすぎに注意

肌の汚れをきれいに落とすことは、肌を健やかに保つために欠かせないことです。
しかし、洗いすぎは禁物です。
洗いすぎると、肌に必要な水分や皮脂まで洗い流してしまい、結果乾燥が進んでしまうことに。

クレンジングはメイクの濃さに合わせて選ぶのもポイントです。
濃いめのメイクのときはオイル、ナチュラルメイクのときはリキッドやクリーム、日焼け止めやメイク下地程度のときはミルクというように使い分けるとよいでしょう。

また、洗顔料は保湿力の高いものや洗浄力が穏やかなアミノ酸系を選ぶのもおすすめですよ。

洗顔後はすぐに保湿

洗顔後はできるだけ早くスキンケアをするのも大切です。
洗顔後、顔の水分を拭き取ったその瞬間から肌の水分が蒸発し、乾燥がどんどん進んでいきます。
肌の水分が蒸発する前に、保湿をすることで乾燥を防げます。

お風呂に入ったあとのスキンケアは、浴室から出る前に化粧水を塗るのが理想です。
どんなに遅くても、5分以内にスキンケアができると良いですね。

保湿効果の高いスキンケアアイテムをプラス

1年を通して、同じスキンケアアイテムを使っているという人も多いかもしれませんね。
しかし、秋冬になると乾燥が気になると感じている人は、1年中同じスキンケアでは不十分かもしれません。

化粧水や乳液を高保湿のものに変えるのもいいですし、いつものスキンケアに保湿効果の高い美容液をプラスするのもおすすめ。

また、秋冬の乾燥してる肌はいつもよりも水分をぐんぐん吸収します。
目安の使用量よりもやや多めの化粧水や乳液を手に取り、しっかり肌になじませてみてくださいね。

秋冬の乾燥から肌を守るためにやりたい習慣

スキンケアも乾燥から肌を守るために必要なことですが、日常にも秋冬の乾燥から肌を守るポイントがたくさんあります。
ここでは、秋冬の乾燥から肌を守るためにやりたい習慣について見ていきましょう。

お風呂はぬるめの温度がカギ

気温が下がってくると、熱めの湯船やシャワーが気持ちいいですよね！
しかし、お湯の温度が高すぎると、肌の水分をどんどん奪ってしまいます。

肌を乾燥から守るには、湯船やシャワーは39度くらいが理想です。
保湿効果のある入浴剤を使うのもおすすめですよ。

39度だとなかなか体が温まらないという場合は、お風呂に入る前に浴室をシャワーや暖房で暖めておくとよいでしょう。

栄養バランスの良い食事

外からのケアと同じくらい大切なのが、内側からのケア。
人の体は食べたものをそのまま反映するといってもいいほどで、肌の調子も食事が大きく影響しています。

肌を乾燥から守るために、栄養バランスの良い食事を心がけるのもポイントです。
特に意識して摂取してほしいのが次の4つ。

食事からすべての栄養をバランス良く摂るのは難しいので、サプリメントも上手に活用してみてくださいね。

お部屋の加湿や水分補給をする

暖房を使っていると部屋の湿度はあっという間に下がり、気が付いたら湿度が30％を切っていたということも。
部屋の湿度が下がる前に、適度に加湿器を使うのがおすすめです。
加湿器がない場合は、濡らしたバスタオルを部屋に干しておくだけでもOKです。

また、自分の体をうるおすのもポイント。
秋冬は汗をかく頻度が減るため、喉が渇きにくく水分の摂取量も減りがちです。
夏と同じように、喉が渇く前にしっかり水分を補給しましょう。

乾燥対策におすすめのスキンケアアイテム

ここでは、秋冬に取り入れたい乾燥対策におすすめのスキンケアをご紹介します！
いつものスキンケアにプラスして、肌を乾燥から守りましょう！

フェイスパック

普段から定期的にフェイスパックを取り入れているという人は多いですよね。
秋冬も、ぜひ継続して取り入れてほしいアイテムです。

秋冬は、保湿に特化したフェイスパックを選ぶのがおすすめです。
コラーゲンやヒアルロン酸など、保湿成分がたっぷり配合されているものや、とろみのあるテクスチャーのものを選んでみてくださいね。

オイル美容液

秋冬の肌の乾燥がなかなか改善しないという人におすすめしたいのが、オイル美容液です。
オイルは肌に栄養を与えるとともに肌の表面を覆うことで、乾燥から肌を守り水分を逃がさないという働きを担います。

顔全体にオイル美容液を使ってもいいですし、目元や口元、頬など乾燥が特に気になる部分にだけ塗るのもOKですよ。

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部分用美容クリーム

秋冬になると、部分的に乾燥してしまうのが気になるという人もいるはず。
特に目元や口元は、乾燥から小じわが出てしまったり、粉吹きによりメイクノリが悪くなったりしがちです。

乾燥が気になる部分には、部分用美容クリームを取り入れるのもおすすめ。
部分的に集中して保湿することで、乾燥による小じわをできにくくすることもできますよ。

フェイススチーマー

肌の乾燥が進み、どんなにスキンケアをしてもつっぱり感が残ってしまうという人は、フェイススチーマーを取り入れるのがおすすめです。
スキンケアの前にスチーマーをあてることで肌がやわらかくなり、化粧水や美容液の成分をしっかり肌に与えられます。

フェイススチーマーを持っていないという人は、お湯を張った洗面器でも代用できますよ。

顔だけでなく全身のスキンケアもポイント！

乾燥するのは顔だけではありません！
顔が乾燥しているということは体もしっかり乾燥しているため、顔と同様にスキンケアをしたいところ。

顔と同じように、お風呂からあがったらなるべく早く保湿をしましょう。
ローションやクリーム、オイルなど、肌の乾燥具合に合わせたアイテムを選ぶのがおすすめです。

マッサージをしながら使えるものや、濡れた体に使えるものなどタイプもさまざまなので、ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

正しいスキンケアで秋冬の乾燥を防ごう

一度、肌の乾燥が進んでしまうと、うるおいのある状態に戻すのは時間がかかります。
肌が乾燥してしまう前に、しっかり保湿をして秋冬の乾燥から肌を守りたいですよね。

徹底したスキンケアはもちろんですが、湯船やシャワーはぬるめの温度にしたり栄養バランスの良い食事を心がけたりするのも、肌を乾燥から守るために大切なことです。
正しいスキンケアと生活習慣で、秋冬の乾燥から肌を守りましょう！