40代はエイジングケアのターニングポイントともいわれています。
もっとエイジングケアについて知りたい!と思っている人も多いと思いますが、注目してほしいのが11月14日の「アンチエイジングの日」です。
アンチエイジングの日をきっかけに、エイジングケアにより力を入れてみませんか?
スキンケアのほかに運動や食事のポイントなど、40代から始める最強エイジングケアを解説します。
目次
アンチエイジングの日(11月14日)って何する日?
「アンチエイジングの日」は「11(いい)」「14(とし)」の語呂合わせから11月14日に制定されました。
特定非営利活動法人である「アンチエイジングネットワーク」が発案し、
- エイジングケアの認知を広める
- 予防医学の定着
- 生活習慣病を予防
を目的に、自分自身と向き合う時間にしてほしいという思いが込められています。
この日には、さまざまな企業がアンチエイジングの取り組みについてPR活動を行います。
PR活動をすることで、多くの人にエイジングケアに興味を持ってもらうのが狙いです。
アンチエイジングの基礎知識
40代からはより丁寧なエイジングケアが必要。
まずは基本的なアンチエイジングについて学び、自分の肌と向き合いましょう。
歳を重ねても健康と美しさを目指すサポートがアンチエイジング
アンチエイジングは、
- アンチ:反抗、抗体など
- エイジング:時間の経過、加齢など
を意味します。
アンチエイジングは美容だけのことと思われがちですが、元気で長寿を目指すことが定義されています。
見た目の美しさだけでなく健康を意識しながら年齢を重ね、それを楽しむこともアンチエイジングの一つの目的ではないでしょうか。
美容と健康の2分野からアプローチ
40代からのアンチエイジングは、美容と健康の2つからアプローチするのがポイントです。
美容にだけ力を入れて見た目の美しさを求めたとしても、不摂生をしていては健康的な美を手に入れることはできません。
美容と健康、両方からアプローチすることで、心身ともに光り輝く美しさを手に入れられます。
運動・食事・スキンケアの3本柱
効果的に、効率的にアンチエイジングに取り組むなら、
- 運動
- 食事
- スキンケア
の3本柱を意識したケアを取り入れるのがおすすめです。
運動は健やかな体をつくるだけでなく、美肌のサポートをする成長ホルモンや血行を促すセロトニンの分泌が増え、内側からエイジングケアができます。
また、体は食べたものでつくられます。
普段は野菜や果物、肉や魚をバランスよく摂り、たまには贅沢をするなど体が喜ぶ食事を意識しましょう。
運動・食事をベースに、外側からのスキンケアを取り入れることで、自分らしい美しさを手に入れられます。
アンチエイジングで取り入れたい運動
アンチエイジングに運動が欠かせません。
どのような運動が40代からのエイジングケアに有効なのか知りたいという人のために、今日からできるおすすめの運動をご紹介します。
筋トレで筋肉量を増やす
40代になると、意識的に体を動かさないと筋肉量はどんどん減少します。
それを防ぐためにも、まずは筋トレから始めてみましょう。
筋肉が増えることで代謝が上がるとともに、血行促進にもつながります。
おすすめはスクワット。
太ももや腹筋など大きな筋肉を鍛えることで、全身の筋肉量アップにもつながります。
有酸素運動で基礎代謝アップ
有酸素運動は全身の血の巡りをよくするとともに、基礎代謝アップも期待できます。
代謝が上がるとターンオーバーも活性化され、美肌へと導いてくれるはず。
一日20分ほどのウォーキングから始め、軽いジョギングや縄跳びなどもおすすめです。
週に2回ほど取り入れるとよいでしょう。
ストレッチで老廃物を流す
毎日運動を取り入れるのは難しいですが、お風呂上がりのストレッチなら気軽に取り組めます。
股関節や肩回りを中心に全身をほぐしてあげましょう。
ストレッチにより血行が促進されると老廃物がたまりにくくなり、美肌への効果も期待できます。
気持ちいいと感じる程度のストレッチを無理なく続けることがポイントです。
内面からのアンチエイジングは食事が重要
アンチエイジングを意識するなら食事も大切です。
食事にもこだわり、内側からのケアも行いましょう。
栄養バランスの良い食事を心がける
食べたものがそのまま体に反映されるといってもいいほど、食事が与える美容や健康への影響は大きいといわれています。
まずは栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
野菜や果物はもちろん、肉や魚もしっかり食べます。
ダイエットで脂質を抑えている人もいるかもしれませんが、40代以降はうるおいが不足しがちになるため、適度な油分も必要です。
1週間単位で栄養バランスが偏っていないかチェックするとよいでしょう。
腹八分目を意識する
お腹いっぱい食べたあとはとても幸せな気持ちになりますが、お腹いっぱい食べると消化に多くのエネルギーが必要となるほか、胃腸への負担も大きくなります。
また、40代になると活動量も代謝も減るため、腹八分目を意識することで摂取カロリーを減らせます。
よく噛み、消化を促す食べ方を意識するのもポイントです。
抗酸化作用のある食材を取り入れる
40代からは体の酸化も気になるため、抗酸化作用のある食材を積極的に摂ることもおすすめです。
- ブロッコリーやキウイ(ビタミンC)
- べに花油やアーモンド(ビタミンE)
- プルーンやリンゴ(ポリフェノール)
- わかめや桜えび(ミネラル)
- パプリカやトマト(カロテノイド)
いろいろな食材を組み合わせて、栄養バランスも意識した食事を摂りましょう。
アンチエイジングのスキンケア3つのポイント
せっかくならより効果が期待できるスキンケアを取り入れたいと思っている人も多いはず。
アンチエイジングの効果を得るためには、どのようなことを意識してスキンケアをすればいいのでしょうか。
洗顔にこだわる
スキンケアは保湿に目がいきがちですが、実は汚れを落とす段階、つまり洗顔も大きなポイントです。
- ポイントメイクは専用のリムーバーを使う
- クレンジングは肌に必要な油分を落としすぎないものを選ぶ
- 肌の状態に合わせたクレンジングを使う
- 洗顔料はたっぷり泡立ててこすらず洗う
ちょっとしたことを意識するだけで肌への負担を減らせるため、アンチエイジングにつながります。
化粧水や乳液はこすらず「置く」がポイント
化粧水や乳液を塗る際も、適当にバシャバシャつけるのはNGです。
化粧水を手に取ったら両手で軽く温め、肌に置くようになじませます。
目の周りや小鼻など細かい部分は指の腹を使い、トントンとやさしく浸透させましょう。
手で強くパッティングをすると肌への負担が大きくなるため「置くように、やさしく」が基本です。
紫外線対策は1年中ケアするのがマスト
40代のお肌がくすんだり乾燥したりするのは、紫外線の影響も少なくありません。
春から秋にかけて紫外線が多く降り注ぐ時期のみ日焼け止めを塗る人も多いですが、本来は1年中ケアするのが理想です。
顔はもちろん、首のうしろやデコルテ、手の甲までぬかりなくケアしましょう。
アンチエイジングで注意したいNG法
せっかくのエイジングケアも、間違った方法を試していたらあまり効果は期待できません。
どのようなスキンケアがNGなのか、詳しく見ていきましょう。
ピーリングのしすぎ
ピーリングはターンオーバーを促す、アンチエイジングに欠かせないケアの一つ。
しかし、頻繁なピーリングは肌への負担が大きく、かえって肌荒れの原因を作りかねません。
ピーリングは1週間に1度を目安に、肌の調子を見ながら取り入れるとよいでしょう。
ピーリングのあとはしっかり保湿をするのもお忘れなく。
美容液の量が少ない
高価な美容液をたくさん使うのはもったいないと思ってしまいます。
しかし、美容液の量が少ないと、せっかくの美容効果を実感できないかもしれません。
美容液の量は最低でも推奨量を使い、肌の調子を見てプラス1プッシュを追加するのがおすすめ。
惜しまずたっぷり使うのが、アンチエイジングの基本です。
ながら食べ
スマホを見ながら、雑誌を読みながらなど「ながら食べ」をすると、食事をしっかり味わうことができません。
咀嚼回数が減り消化不良を起こしたりついつい食べすぎたりして、健康や美容への悪影響も心配です。
家族と会話を楽しみながら、リラックスしながら食事と向き合うことが大切です。
アンチエイジングで健康と美をキープしよう
40代からのアンチエイジングケアは、スキンケアはもちろん運動や食事などトータルで考えるのがポイントです。
外側からのスキンケアが完璧でも、体を動かすことがなく食事も襲濾過になっていては、内側からどんどん老化が進んでしまいます。
適度な運動を取り入れ、栄養バランスの整った食事をする、そしてそれに加えて丁寧なエイジングケアを行うことで、輝きのある大人肌を手に入れられるはずです。
「アンチエイジングの日」から、本格的なエイジングケアを始めませんか?