年々ものが増えて困っている、そう感じるようになったら「ゆる断捨離」の始めどき!
私も年齢を重ねるごとになかなか物を捨てられなくなったような気がして、少しずつ物を手放す「ゆる断捨離」に挑戦しています。
ここではゆる断捨離の基礎知識とメリットに加え、私が実際に手放してよかったと感じたものをご紹介します。
ゆる断捨離を習慣にして、ミニマリストを目指してみませんか?
目次
ゆる断捨離ってどんなこと?
断捨離というと、家じゅうのものをすべて出して「ときめくもの」と「ときめかないもの」に仕分け、一気に処分するイメージがありますよね。
ゆる断捨離は一気に処分するのではなく、ネーミングのとおり少しずつゆっくりと物を減らしていくことが大きな特徴です。
断捨離のように短期間で物を大量に処分するのではなく、一日一捨から始めるのがコツ!
「今日はこのスペースからいらないものを3つは捨てるぞ!」くらいの気持ちで始めてみましょう。
ミニマリストがやってる「ゆる断捨離」5つの極意
本当に断捨離をしたい場合、ゆる断捨離はあまり効率的ではないといわれていますが、やり方は人それぞれ、マイペースな断捨離がマッチする人がいるのも事実です。
ゆる断捨離を成功させるために、ミニマリストが実際にやっている5つの極意をご紹介します。
1.断捨離の目的を決めよう
「よし、断捨離しよう!」と思いたったのはいいけれど、その目的がはっきりしていないといくらゆる断捨離とはいえ続けていくのは難しいかもしれません。
ゆる断捨離を始める前に、なぜゆる断捨離をしたいのか目的をはっきりさせておくことが大切です。
- ものへの執着をなくしたい
- とにかく部屋をすっきりさせたい
- 心を軽くさせたい
- 新しいアイテムを購入したい
- 収納スペースを確保したい
目的はどんなことでもOK。
目的がはっきりしたら、なぜゆる断捨離をしたいのか、紙に書いて目につくところに貼っておくのがおすすめですよ。
2.処分するものに「自分基準」を設定しよう
どれを捨ててどれを残すかは自分自身が決めることです。
捨てるか残すかすぐにパッと判断できるものは良いのですが、捨てるべきか残すべきか迷うアイテムが絶対に出てきます。
迷ったときの判断に使うための基準をあらかじめ決めておくとスムーズです。
例えば
- 1年袖を通していない服
- ノベルティや試供品
- 趣味じゃないもの
- しばらく使っていない食器
など、事前に「こういうものは捨てよう」と決めておくとよいでしょう。
3.「買ったら捨てる」を徹底しよう
生活をするうえで、ものを買うことは必須ですよね。
しかし、買ってばかりいると物はどんどん増えていきます。
物を増やさないためには、一つ買ったら一つ捨てることを意識してみましょう。
服は1着買ったら1着捨てるというように、買ったら捨てるを意識するだけで物を増やさずに生活できますよ。
また、買ったら捨てるのではなく、逆の発想で「買い替え」を意識すると処分しやすくなるかもしれません。
4.捨てられないものは売ってみよう
「これはもう絶対に使わない、でも捨てられない」という物も出てくるでしょう。
そんなときは捨てるのではなく、売ってリユースしてもらうのもおすすめです。
フリマアプリを活用しても良いですし、リユースショップに持ち込むのもおすすめ。
売ることで罪悪感なく物を手放すことができますし、収入にもなるので一石二鳥ですね。
5.「いつか使う」はもうやめよう
物が増える原因の一つが「いつか使うかもしれないし……」という考え。
私もよく「ここを直せば使えるから……」と取っておくことがありますが、大体は二度と使うことはないのですよね。
「いつか使うかもしれない」という、その「いつか」がくることはまずないと思って、思い切って処分してしまったほうが心も場所もすっきりします。
ゆる断捨離のメリット
ゆる断捨離を始めようと思っていても、なかなか重い腰が上がらないという人もいるでしょう。
ゆる断捨離をすることでどのようなメリットがあるのか、それを知るとすぐに始めてみたくなるはずですよ!
片付けや掃除が楽になる
ゆる断捨離を始めると、確実に物が少なくなっていきます。
本格的な断捨離に比べると物が減るペースはゆっくりですが、それでも片付けや掃除が楽になると実感できるはずです。
整理整頓もしやすくなり、どこに何が置いてあるかも一目瞭然!
「あれ、どこにしまったっけ?」とわからなくなる心配もありませんし、新たに買ってしまい不必要に物を増やすこともありません。
時間と心にゆとりが生まれる
ゆる断捨離をしていくうちに、整理整頓の習慣が身につきます。
そうすると物の居場所を把握できるようになり、必要としているものを探す時間がぐっと減るのです。
時間にゆとりができるということは、心にもゆとりが生まれるということ。
必要なものだけを厳選して持つことで、たくさんのなかから厳選しなければならないというストレスからも解放されます。
節約になる
ゆる断捨離に慣れてくると、物を手放すことに抵抗がなくなります。
それと同時に、物を買い足すことに慎重になり、購入する前に「これは本当に必要?」と一度立ち止まって考える癖がつきます。
本当に欲しいもの、必要なものだけを購入するようになるため、無駄買いがなくなり節約にもつながるのです。
ゆる断捨離してよかった!実際に手放したもの3選
ゆる断捨離といっても、何から始めていいかわからないという人もいるでしょう。
ここでは私が実際にゆる断捨離で手放してよかったと感じたものをご紹介します。
2年袖を通さなかった服
一般的には1年袖を通さなかった服は処分といわれますが、私は2年袖を通さなかった服を処分するようにしています。
1年袖を通さなかった服を処分した際、後悔したことがあるからです。
2年袖を通さなかった服は、そのあと袖を通すことはほぼありません。
季節ごとにクローゼットを見直してみましょう。
まとめて一気に処分するのではなく、ごみの日に1着ずつ、ゆっくり処分していくのがおすすめです。
使いきれなかったコスメ
コスメもつい溜まりがちなアイテムの一つですよね。
しかも、なかなか使い切れないコスメが多いのも事実。
使いきれなかったコスメは、思い切って処分するとかなりすっきりします。
私がコスメを処分する基準にしているのが、服と同じで2年使っていないものは迷わず処分します。
また、トレンドではない色味のリップやアイシャドウも「もう使わないな」と思ったら処分の対象です。
ついため込んでしまった紙袋
お気に入りのブランドやハイブランドのショッパーも、つい取っておいてしまいますよね。
「なにかに使えるはず」と思って取っておきがちですが、紙袋類は数枚あれば十分です。
私はサイズ別に3枚程度ずつ取っておき、あとは思い切って処分しました。
「このケースに入る分だけ」と決めて処分してしまうのもおすすめです。
自分のペースで自分らしい「ゆる断捨離」をしよう
ゆる断捨離の良いところは、自分のペースでゆっくりと処分できるという点。
一気に処分するのは時間も体力も精神力も使いますが、ゆる断捨離ならやれるときにやれる分だけで良いので、気持ち的にも楽に感じるはずです。
ゆっくりでも確実に断捨離を進めることで本当に必要なものだけが残り、暮らしやすさを実感できるでしょう。
一日一捨から始める自分らしいゆる断捨離で、ミニマリストを目指しましょう!