目元のシワはオイルでケア!使い方とおすすめオイル5選

目を閉じる女性

年齢とともに気になるシワ。
特に目元のシワは年齢を感じやすく、深いシワになってしまう前にケアしておきたいですよね。

目元専用のアイテムはいろいろありますが、オイルを使ったケアがおすすめ!

「どのようなオイルがいいの?」
「使い方を知りたい!」

など、オイルを使った目元ケアについて詳しくご紹介します。
目元にシワができてしまう原因も解説しますので、目元ケアの参考にしてみてくださいね。

ビューティー<br>スペシャリスト<br> 神所 幸枝
ビューティー
スペシャリスト
 神所 幸枝

【監修】ビューティースペシャリスト 神所 幸枝

サロンオーナーそして美容専門家として、執筆、監修 多数。
TV、雑誌、イベントのヘアメイク、ミスコンテスト美容講師として多岐に活動。
■AJA認定エスティシャン
■JPMパーソナルメイクアドパイザー
■JCTA臨床化粧療法士 その他資格多数

目元にシワができる原因

目を覆う女性

目元のシワは目立ちやすく、できればつくりたくない……そう思っている人も多いはず。
ここでは、目元のシワができる原因について見ていきましょう。

メイクや洗顔による刺激

目元の皮膚はほかの部位よりも薄く、頬の皮膚と比べるとその薄さは約10分の1なんだとか!
そのため、少しの刺激でも皮膚がよれやすく、シワができやすいのです。

メイクや洗顔、マッサージなどは特に刺激になりやすいため、できるだけ優しいタッチで触れるようにしましょう。

また、目をこするのも刺激となり、目元のシワの原因になります。
強くこすらないように気を付けてくださいね。

乾燥

目元は顔のほかの部位に比べて皮脂の分泌が少ないのが特徴です。
皮脂が少ないだけでなく水分を溜めておく力も弱いため、乾燥しやすくシワになりやすいというわけ。

目元に細かいシワ、いわゆる「ちりめんじわ」が見られたら乾燥が進んでいるサインです。
細かいシワのうちにケアをすれば、シワが深くなるのを予防できますよ。

紫外線

目元の深いシワの原因はいくつかありますが、その一つが紫外線です。
紫外線は肌の奥まで届き、コラーゲンを破壊することで肌の弾力を失わせます。
さらに乾燥も進んでしまうため、深いシワができてしまうのです。

これは「光老化」と呼ばれ、紫外線を浴びれば浴びるほど老化が進んでしまいます。
目元は紫外線を受けやすい部位でもあるため、季節に関係なく1年中紫外線対策をすることが大切です。

たるみ

年齢とともに表情筋が衰え、顔のたるみが気になり始めます。
頬や口元のたるみのほうが気になるケースが多いですが、実はおでこやまぶたなど、目に近い部位も年齢とともにたるみが進みます。

おでこや瞼がたるむと目尻も下がったような印象になり、目尻のシワが濃くなることも。
また、目の下のたるみが進むとシワが目立ちやすくなります。

目元のシワにオイルが効果的って本当?

オイルには肌をやわらかくする働きや、乾燥を防ぐ働きが期待されています。
目元のシワは、乾燥が原因であることが多いため、乾燥を防ぐためにはオイルが有効といえそうですね!

ただし、オイルだけでは保湿をすることはできません。
オイルと化粧水をうまく組み合わせ、保湿と保護を同時に行うことで目元のシワへしっかりアプローチができるというわけです。

目元のシワに効くオイルの使い方

きれいなオイル

目元のシワの予防・改善のためにオイルを取り入れる場合、使い方がポイントになります。
ここでは、目元のシワにアプローチするオイルの使い方について見ていきましょう。

洗顔後にごく少量のオイルをなじませる

目元の乾燥が進んでいる人におすすめなのが、洗顔後すぐに少量のオイルをつける方法。
「オイルを先につけると化粧水が浸透しないのでは?」と思われるかもしれませんが、ポイントは「ごく少量のオイルをつける」ことです。

乾燥している肌はごわつきがあり、硬い肌に水分を入れようと思ってもなかなか浸透しません。
先にオイルを塗ることで肌がやわらかくなり、化粧水の浸透をサポートしてくれるのです。

化粧水のあとにもオイルをオン!

化粧水のあとにもオイルを使うのがおすすめです。
化粧水でたっぷりと水分を与えたら、オイルでふたをするイメージで目元になじませてあげましょう。

オイルの種類にもよりますが、ビタミン類が含まれていたり抗酸化作用があったりと、肌に良い影響を与えてくれるものも多いです。
乳液を使う前にオイルを使うのもポイントですよ。

乾燥が気になったらいつでも使ってOK

目元は乾燥しやすい部位なので、こまめなスキンケアもシワ改善につながります。
目元が乾燥してきたと感じたら、少量のオイルを目元になじませて乾燥を防ぎましょう。

メイク直しの際にオイルを使うのもおすすめです。
さっと目元をオイルで押さえてからメイク直しをすると、細かいシワが目立ちにくくなり、メイクしたてのような仕上がりになりますよ。

目元のシワにおすすめのオイルの種類

オイルを垂らす女性

オイルにはさまざまな種類があり、目元のシワにはどのオイルがおすすめなのか気になりますよね。
ここでは、目元ケアにおすすめのオイルの種類をご紹介します。

アルガンオイル

アルガンツリーの種から抽出されたアルガンオイルには、乾燥を防ぐ効果が期待できるリノール酸がたっぷり含まれています。
使い続けることで肌がやわらかくなり、保水力を高めてくれるとか!
まさに乾燥が気になる目元にぴったりのオイルですね。

活性酸素の発生を抑え、代謝を高める働きのあるビタミンEも含まれているので、若々しい目元をつくるサポートをしてくれるはずです。

ホホバオイル

人の皮脂に近い「ワックスエステル」という成分を含み、肌になじみやすいのが最大の特徴であるホホバオイル。
余分な角質を優しく取り除いてくれる効果も期待できるため、肌をふっくらとやわらかく仕上げてくれますよ。

化粧品や軟膏などにも含まれていることが多く、安定性が高いオイルというのも魅力。
比較的リーズナブルな価格で購入できるのもポイントですね。

スクワランオイル

深海に住む鮫の肝油から発見されたオイル。
肝油に含まれる「スクワレン」という成分に水素を添加し、酸化しにくい状態に加工したものがスクワランオイルです。

肌の表面をやわらかくし、水分の蒸発を防ぐ働きがあります。
肌への刺激も少なく、赤ちゃんにも使えるほど。
目元のマッサージオイルとして使うのもおすすめですよ。

オリーブオイル

食用として使用されることが多いオリーブオイルですが、目元のケアにもおすすめなんです!
抗酸化作用のあるビタミンEや肌を保護する働きがあるビタミンAのほか、リノール酸やオレイン酸も豊富に含まれており、肌の老化防止にも役立つとか。

ただし、食用のものをスキンケアに使うのはNG。
スキンケア用に販売されているオリーブオイルを取り入れてくださいね。

目元のオイルマッサージもおすすめ

目元の印象を左右するシワは、細かいうちにしっかりケアしておきたいところですよね。
毎日のスキンケアにオイルを取り入れるのはもちろんですが、オイルを使って定期的にマッサージをするのもおすすめです。

マッサージのやり方は次のとおり。

1.手のひらにオイルを取り、人肌になるまで両手で温める

2.目元全体になじませ、目の周りをぐるぐると2周なでる

目頭を5秒ほどグッと押してから、こめかみに向かって目の下を優しくなで、こめかみも5秒ほどグッと押す(5回程度)

目の周りの皮膚はデリケートなので、触れるか触れないかの力加減で行うのがポイントです。
目の周りにはツボも多いので、いろいろなツボを押しながらマッサージするのもおすすめですよ。

目元のシワにおすすめのオイル6選

目元のシワのケアにオイルを取り入れたいけど、どれを選べばいいかわからないという人もいるでしょう。
ここでは、目元ケアにおすすめのオイルを6つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

【Melvita】ビオオイル アルガンオイル

引用:Amazon

スキンケアの一番最初に使うブースターオイルとしても、スキンケアの仕上げとしても使えるマルチタイプのオイル。
オレイン酸やリノール酸、ステロールなど美肌に導く成分がたっぷり含まれ、キメを整えてくれる効果が期待できます。

特に乾燥が気になるときは、湯船につかりながら行うオイルパックもおすすめ。
もちろんボディケアにも使えますよ。

【インカオイル】オーガニックホホバ ゴールド

引用:Amazon

アルゼンチンの広大な土地で育ったホホバから抽出した、オーガニックホホバオイル。
栄養価の高いホホバの実をたっぷりと使用し、低温圧搾法で抽出した一番搾りのオイルだけを採用しています。

未精製のため濃い黄色が特徴で、ホホバ独特の豊潤な香りがほんのり香ります。
比較的サラッとしているので、顔はもちろん全身にも使いやすいですよ。

【RMK】Wトリートメントオイル

引用:Amazon

油性と水性の成分が一つになった、2層式のオイル美容液。
肌をやわらかくするとともに角質層にうるおいを与える設計で、スキンケアの一番初めに使うプレケア用オイルです。

アルガンオイルのほか、オレンジやネロリなどの精油もブレンドし、香りも楽しめるのが魅力。
しっとりリッチななめらかさを感じたあと、サラッとした肌触りになりますよ。

【ウィシャンテ】オリーブスクワランオイル

引用:Wechante

こちらも油性と水性の成分が一つになった、2層式のオイル美容液。

ナイアシンアミドとグリチルリチン酸ジカリウムの2種の有効成分と、環境に配慮したシュガースクワランオイルを主成分に、気になるシワを改善しならがらオイルで肌を柔らかくしてくれます。

100%天然精油の香りが、使うたびにリラックスさせてくれます。

【DHC】リーブバージンオイル

引用:Amazon

スペインで有機栽培されたオリーブから抽出した、天然100%のオーガニックオリーブオイル。
手摘みされた新鮮な果実を厳選し、石臼で砕いて抽出したオイルは伸びが良く、ほんの1滴でも肌にしっかりなじみます。

オリーブオイルは皮脂に似た成分を持っているため、毎日のケアに取り入れることでトラブルや加齢でダメージを受けた肌を健やかな状態へと導いてくれますよ。

【無印良品】オリーブスクワランオイル

引用:Amazon

オリーブ油から抽出したスクワレンから、スキンケア用に生成したスクワランオイル。
肌なじみが良く、スッとなじんだあとはサラッとした質感に仕上がります。
一般的なオリーブオイルよりも軽めのテクスチャーと感じる人も多いようですね。

無印良品のスクワランオイルはリーズナブルなので、毎日のスキンケアに惜しみなくたっぷり使えるのも魅力。

目元のシワにオイルを取り入れて若々しい印象に

サングラスをかける女性

目元のシワ対策には、オイルをうまく取り入れるのがおすすめです。
肌の乾燥を防ぐとともに、ふっくらとやわらかい肌へと導いてくれるオイルは、年齢が気になる目元のケアにぴったり。

オイルはさまざまな種類があり、含まれる成分が異なります。
含まれている成分を見て選んでも良いですし、テクスチャーや香りなど好みのものを選んでもOKです。

オイルはスキンケアに毎日使うもの。
使っていて心地が良いと感じるものを選んでみてくださいね。