年齢とともに毛穴が気になり始める人は多いはず。
どんなにケアをしてもなかなか毛穴が改善されない……そんな人におすすめしたいのが、オイル美容液を使った毛穴ケアです!
保湿と保護の両方を兼ね備えたオイル美容液は、エイジングケアアイテムとしても注目されていますよね。
「どのようなオイル美容液を選べばいいかわからない」
「使い方を知りたい」
など、毛穴ケアにオイル美容液を取り入れようと思っている人のために、選び方や使い方についてご紹介します。
目次
毛穴が目立つ4つの原因
「こんなに毛穴が目立っていたっけ?」
と、ふと鏡を見たときにがっかりした経験はありませんか?
しっかりケアをしているのに、なぜ毛穴が目立ってしまうのでしょう。
ここでは毛穴が目立つ4つの原因について見ていきましょう。
乾燥
人の肌にはたくさんの毛穴があります。
肌にしっかり水分がある状態だと、ふっくらとして毛穴も目立ちにくいです。
しかし、肌の水分量が不足していると、角質層が厚くなり毛穴が目立ちやすくなります。
さらに乾燥状態が続くと肌のキメが乱れ、より毛穴が目立つ状態になってしまうのです。
過剰な皮脂の分泌
過剰な皮脂の分泌も毛穴を目立たせてしまう原因の一つです。
皮脂が多く分泌されると、皮脂が酸化したり汚れが毛穴に詰まったりして、黒ずみや角栓の原因になることも。
オイリー肌の人はもともと毛穴が大きいことが多く、皮脂の分泌量が増えるとより毛穴が目立ちやすくなります。
また、肌が乾燥していると、肌を守るために過剰に皮脂を分泌し、毛穴が目立つケースもあります。
ホルモンバランスの乱れ
季節の変わり目や生理周期などになると肌の調子が悪くなり、毛穴が目立ちやすくなる人もいるでしょう。
これは、ホルモンバランスの乱れが原因です。
ホルモンバランスが乱れると肌のバリア機能が低下し、乾燥を招いたりニキビができやすくなったりします。
肌が非常に不安定な状態のため、毛穴が目立ちやすくなるのです。
加齢
毛穴が目立つのは、加齢も大きな要因です。
年齢とともに肌がたるみますが、それに伴い毛穴も縦に伸び「たるみ毛穴」となってしまうため、若い頃よりも目立ちやすくなっているのです。
さらに、若い頃から毛穴のつまりが気になっていた人は、年齢とともにさらに毛穴が気になりやすい傾向にあります。
オイル美容液の選び方
オイル美容液はさまざまなブランドから販売されていて、それぞれ特徴が異なります。
どのようなことを意識して選べば良いか、オイル美容液の選び方についてご紹介します。
オイルの種類
まずは、どのようなオイルが使われているかチェックしてみましょう。
スキンケアに使われているオイルの一例を挙げると、
- ホホバオイル:高い抗酸化作用と肌の保護
- アルガンオイル:肌のバリア機能のアップ
- オリーブオイル:健やかな肌をつくり保護する
- スクワラン:保湿と肌のバリア機能のアップ
- ヒマワリ種子油:抗炎症と抗酸化作用、保湿作
などがあります。
期待できる効果だけでなく使用感も異なるので、好みのオイルを選んでみてくださいね。
テクスチャー
オイルといっても、オイルの種類や配合されている成分によってテクスチャーが違います。
サラッとしているものもあれば、重めのものもあります。
しっかり保湿をしたい人は重めのテクスチャーのものを、べたつきのない使用感を求める人はサラッとしたテクスチャーのものを選ぶのがおすすめですよ。
香り
オイル系のスキンケアアイテムは、オイル独特のにおいが苦手という人もいるかもしれません。
スキンケアを長く使うには、やっぱり香りも重要ですよね。
好みの香りからオイル美容液を選ぶのも一つの方法です。
また、強い香りが苦手という人は、香料不使用のものを選ぶとよいでしょう。
求める効果
毛穴ケアといっても、どのような毛穴に効果が期待できるのかは配合されている成分によって異なります。
そのため、求める効果に合わせて選ぶのもポイントです。
- 黒ずみ毛穴
- 角栓毛穴
- 開き毛穴
- たるみ毛穴
- メラニン毛穴
など、毛穴にもさまざまなタイプがあります。
自分がどの毛穴タイプなのかを知っておくことで、自分にぴったりのオイル美容液を選べるはずですよ。
配合されている成分にも注目!
オイル美容液を選ぶ際は、配合されている成分にも注目してみましょう。
配合されている成分によって期待できる効果が異なります。
- つまり毛穴や黒ずみ毛穴:サリチル酸、ビタミンC誘導体
- メラニン毛穴:トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、アルブチン
- たるみ毛穴:レチノール、ビタミンC誘導体
- 開き毛穴:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン
また、エイジングケアの効果も期待できる、
- アスタキサンチン
- エラスチン
などの成分が配合されている美容液もおすすめです。
おすすめオイル美容液5選
毛穴ケアのためにオイル美容液を取り入れたいけど、どれを選べば良いか迷っている人のために、ここではおすすめのオイル美容液をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【HABA】スクワランオイル
毛穴ケアのオイル美容液といえばHABA!といわれるほど人気のアイテムですよね。
1983年の発売から中身は変わらず、スクワランのみというこだわり。
スクワランはもともと肌にある成分なので、敏感肌の人でも使いやすいという点が大きな魅力です。
べたつきにくく、比較的サラッとしたテクスチャーなのも人気の理由です。
【Coyori】美容液オイル
オイルと美容液が2層になったアイテムで、不足しがちな皮脂を補いつつしっかりとうるおいも与えてくれます。
- オリーブ果実油
- ユズ種子油
- ツバキ種子油
- コメヌカ油
4種のオイルのほか、21種類の和漢エキス・植物エキスも配合。
乾燥による毛穴を目立たなくするほか、小じわのケアにもおすすめですよ。
【ミノン】アミノモイスト 美容液オイル
敏感肌の人に人気のスキンケアブランド「ミノン」のオイル美容液。
減少した皮脂を補い、ふっくらとハリのある肌へと導いてくれます。
顔に使う場合、たった3滴でうるおいを実感できるとか!
洗顔後の肌に使えば、その後の化粧水の入りが良くなります。
乳液に混ぜて使えば、保湿力をアップできますよ。
その日の肌の状態に合わせた使い方ができるのも魅力です。
【THREE】バランシング SQオイル R
夜のスペシャルケアにおすすめしたいのが「THREE」のオイル美容液。
夜間に再生されるというところに着目し、睡眠中の肌をしっかりと守ります。
朝起きたときにはツヤとうるおいを実感できるはず。
甘さのある香りに包まれながらケアができるので、リラックス効果も期待できそうです。
【L’OCCITANE】イモーテル ディヴァインインテンシヴオイル
1トンのイモーテルという植物から、わずか2kgしか採取できないエッセンシャルオイルをぜいたくに配合したオイル美容液。
洗顔後の肌に使うことで、その後のスキンケアを格上げできますよ。
肌のバリア機能の向上に加え、うるおいを与えながら乾燥から肌を守ります。
アルガンオイルが配合されているので、肌なじみが良くべたつきが少ないのも魅力ですね。
オイル美容液の効果的な使い方
初めてオイル美容液を使うとき、どのような使い方をすればいいか迷うこともあるでしょう。
ここでは、効果を実感できるオイル美容液の使い方についてご紹介します。
オイル美容液は、製品によって使用する順番が異なります。
- 洗顔後の肌に使う場合
- 化粧水のあとに使う場合
- 乳液のあとの仕上げに使う場合
基本は製品の使い方に合わせて取り入れるのがおすすめですが、肌の調子に合わせて順番を変えてもOK。
肌に成分をしっかり届けたい場合は化粧水のあとに、保湿力を高めたいときは仕上げに使うとよいでしょう。
2~3滴が適量
オイル美容液の使用量の目安は2~3滴がベスト。
化粧水や乳液のようにたっぷり使うとべたつきが気になり、かえって毛穴のつまりの原因になってしまうこともあります。
やや少ないかなと思う量を手に取り、物足りなさを感じたら1滴ずつ足していくイメージで使うのがおすすめですよ。
特に乾燥が気になる部分にだけ重ね付けしてもOKです。
仕上げにティッシュオフ
オイル美容液のうるおい感は好きだけど、どうしてもべたつきが気になるという人もいるでしょう。
そんなときは、オイル美容液をなじませたあとにティッシュオフするのがおすすめです。
顔にしっかりなじませてハンドプレスをしたあと、ティッシュを顔全体に乗せて軽く押さえてみてください。
肌なじみも良くなりますし、べたつきも気になりにくいですよ。
オイル美容液を使う際の注意点
オイル美容液を使う際、注意したいのは次の3つ。
- 使用量
- つけ方
- 保管方法
使用量は少なすぎても多すぎてもいけません。
肌の調子を見ながら量を調整するのがベストです。
じっくりなじませて、その日にぴったりの量を使いましょう。
また、なじませるときは置くように優しく肌に乗せます。
こすったり叩いたりするのはNGです。
最後に保管方法。
オイルは温度変化に敏感なものが多いため、高温多湿の場所を避けて保管するのがおすすめです。
直射日光が当たる場所も避けましょう。
オイル美容液で毛穴レスな肌に!
オイル美容液は、肌に栄養と潤いを与え、気になる毛穴もケアしてくれる魅力的なスキンケアアイテムです。
ほんの数滴でふっくらした肌に導いてくれるなんて、すぐにでも取り入れたくなりますね。
オイル美容液は、ブランドによってオイルの種類や配合されている成分が異なります。
どのような毛穴ケアを目指しているか、求める効果に合わせてオイル美容液を選んでみてくださいね。