夏が近づくと、服装だけでなく足元にも季節感を取り入れたくなりますよね!
サンダルを履く機会が増える夏、履きなれていないと靴擦れを起こすこともあるでしょう。
私も新しく購入したサンダルを履いて出かけたら、1時間もしないうちに靴擦れをした経験があります。
もし靴擦れをしてしまったら……応急処置の方法を知っておくと急な靴擦れでも安心!
ここではサンダルで靴擦れしたときの応急処置と、靴擦れの原因&予防法をご紹介します。
目次
なぜ起こる?サンダルで靴擦れが起こるメカニズム
せっかくの楽しいお出かけ、靴擦れをすると足が痛くなりその後の予定が変わってしまうこともありますよね。
そもそも靴擦れはなぜ起こるのか、その原因からチェックしていきましょう!
サンダルと足のかたちが合っていない
靴擦れが起こるのは、サンダルと足に摩擦が生じることが大きな原因です。
そのため、サンダルのサイズが足に合っていないと、摩擦によって靴擦れが起こりやすくなります。
サンダルが大きい場合、靴のなかで足が動きやすくなり、かかとや指先がこすれ靴擦れが起こります。
また、反対にサンダルが小さい場合も靴擦れが起こることも。
無理やり足を入れている状態なので、サンダルとの接地面が増えて摩擦が起こり、靴擦れを起こしてしまうのです。
<足に合っている?チェックポイント>
- 土踏まずがほどよくフィットしている
- くるぶしに触れていない
- 歩いたときに脱げにくい
- かかとと靴のカーブが合っている
- 親指と小指の付け根が当たっていない
- 側面や上下の圧迫がない
- つま先と靴の間にほどよい余裕がある
摩擦が起こりやすい素材の靴を履いている
サンダルのサイズは合っているのに靴擦れをする場合は、素材が原因かもしれません。
摩擦が起こりやすい硬い素材だと、靴擦れのリスクが上がるといわれています。
例えば革素材。
革素材は硬さがあり、足になじむまでは靴擦れを起こしやすいです。
また、素材だけでなくつま先が極端に狭くなっているデザインや、ヒールの高いサンダルは、つま先に負担がかかりやすく靴擦れしやすいといわれています。
足への負担が大きい歩き方をしている
靴擦れの原因はサンダルだけではありません。
実は、歩き方も一つの原因なのです。
- 片方の足に重心がかかる歩き方
- かかとを引きずるような歩き方
- 内また
など、歩き方に癖があると指摘されたことがある人は要注意!
サンダルのソールを見てみて、減り方が左右非対称の場合は歩き方を見直したほうがいいかもしれませんね。
サンダルで靴擦れしたときの応急処置
せっかくのお出かけなのに靴擦れしてしまった……
サンダルを履き替えることもできない、そんなときは応急処置で対処しましょう!
ここではサンダルで靴擦れしたときの応急処置をご紹介します。
絆創膏を貼る
簡単にできる応急処置の代表ともいえるのが、絆創膏を貼る方法です。
特にかかとにできた靴擦れに有効で、絆創膏が傷を保護してくれます。
また、それだけでなく絆創膏がクッションの役割を果たし、そのあとの痛みの軽減にも役立ちます。
絆創膏は普通のもので十分ですが、私はキズパワーパッドの靴擦れ用を持ち歩き、靴擦れしたときに使っています。
ワセリン・リップ・ハンドクリームを塗る
歩いていると「あ、これ靴擦れするな」と、じわじわ痛みを感じることもあるでしょう。
傷にはなっていないけどすでに赤くなっているときに有効なのが、ワセリンやリップ、ハンドクリームを塗る方法です。
ワセリンやリップ、ハンドクリームを塗ることで摩擦を軽減し、靴擦れの悪化を防ぎます。
絆創膏がないときの応急処置としても役立ちますが、絆創膏を貼りにくいつま先にも使える方法です。
今日は靴擦れしたくない!予防法は?
今日はどうしても靴擦れしたくない!そんなときもあるでしょう。
私も長時間歩くことがわかっているときに限って、早々に靴擦れを起こすことがあります。
絶対に靴擦れをしたくないときは、事前に予防することもできますよ。
ここでは靴擦れの予防法について見ていきましょう。
靴を履き慣らしておく
まず、長時間歩くお出かけの際、新品のサンダルを履くのはおすすめできません。
出かけるまでに何度か履いて、慣らしておくことが大切です。
履き慣らしておくことで足にサンダルがなじむとともに、サンダルがやわらかくなり摩擦が起こりにくくなりますよ。
正しい歩き方を意識する
靴擦れの原因の一つといわれているのが歩き方です。
正しい歩き方をマスターしておくのも、靴擦れの予防になりますよ。
正しい歩き方は次のとおりです。
正しい歩き方は次のとおりです。
- おへそを3cm引き上げるイメージで背筋を伸ばす
- 足を一歩前に踏み出し、かかとから着地する
- ヒールの場合は土踏まずからの着地する
- かかとから土踏まず、親指と人差し指の間に重心が順番に移動するように踏み込む
- うしろ足はひざを曲げないよう意識し、かかとを上げる
- 太ももとふくらはぎは伸ばしたまま、もう片方の足を地面から離す
ポイントはかかとから地面に着地すること!
正しい歩き方をマスターすれば、靴擦れを防げるだけでなく姿勢も良くなりますよ。
インソールやかかと用パッドを活用する
靴擦れ防止用のインソールやかかと用のパッドを活用するのもおすすめです。
最近はサンダルの細いストラップにも使える、靴擦れ防止パッドも販売されています。
これを貼っておくだけで摩擦が軽減され、靴擦れしにくくなりますよ。
また、一見役に立たなそうなインソールですが、これも靴擦れ防止になります。
靴擦れ防止には、つま先のほうに入れるインソールがおすすめ。
足がサンダル内で動きにくくなり、摩擦を起こりにくくしてくれます。
ストッキングを穿く
ストッキングを穿くのも靴擦れ防止に役立ちます。
ストッキングはつるつるした素材なので、サンダルとの摩擦を軽減し靴擦れを起こしにくくします。
最近は素肌に近い色味のストッキングも多く、ストッキングを穿いているのに素足のように見えるものを選ぶとよいでしょう。
事前にワセリンを塗っておく
靴擦れの応急処置としてもワセリンを塗るのが有効ですが、実は予防にもワセリンは大活躍!
靴を履く前に、靴擦れしやすいかかとやつま先にワセリンを塗っておくことで摩擦が軽減し、靴擦れしにくくしてくれるのです。
ワセリンがない場合は、ハンドクリームやリップでもOK。
ただし、ワセリンよりも乾燥しやすいため、こまめに塗りなおすとより予防効果が高まります。
靴擦れは悪化する前に応急処置を!
たかが靴擦れ、されど靴擦れ。
せっかくのお出かけも靴擦れを起こすと台無しになってしまうこともあるでしょう。
- 自分に合ったサンダルを選ぶ
- 歩き方を見直す
など、基本的なことに加えて、
- サンダルを履きならしておく
- 事前にワセリンをかかとに塗っておく
などの対策をすることで、靴擦れの予防もできますよ。
また、靴擦れを起こしてしまったら、悪化する前にしっかり応急処置をするのも大切です。
靴擦れには絆創膏が大活躍するので、お出かけの際は絆創膏を持ち歩く習慣をつけるのもいいかもしれませんね。