薄手の長そで1枚で快適に過ごせる6月。
夏がすぐそこまで近づいていることを実感する季節ですよね!
野菜も色鮮やかになものがお店に並び、6月は夏が旬の食べ物も少しずつ増えていきます。
ひと足先に夏に旬を迎える食材を楽しめるのが、6月の良いところ。
6月が旬の食材は美容と健康に良いものが多く、毎日の食卓にたっぷり取り入れたいですよね
そこで今回は、6月に旬を迎える野菜や魚など、美容のためにぜひ食べたい食材をご紹介します。
6月が旬の野菜や魚が美容にも良いって本当?
野菜や魚は美容や健康に良いというのは、みなさんご存じですよね。
私も内側からきれいを目指すために、野菜中心の食生活を心がけ、魚も取り入れるようにしています。
とはいえ、なぜ旬の食材が美容や健康に良いとされているのか、いまいちわからないまま食べているのが現状です。
ここでは6月に旬を迎える食材を食べるメリットについてご紹介します。
旬の食材はにかく栄養価が高い
いまや1年中、新鮮な野菜や果物、魚を食べられる時代です。
夏野菜を冬に食べられるのも一般的ですよね。
いくら1年中食べられるからといっても、食材には旬があり、旬を迎えると栄養価がぐっと上がります。
旬ではない時期の栄養価と比べて、なんと3倍もアップするものもあるのだとか。
旬の食材は栄養価が高いだけでなく、味もしっかり濃いめなので、味付けを薄くしてもおいしく感じられるのもメリットといえそうです。
夏野菜の濃い色は抗酸化作用がある
夏野菜は、緑や赤など色の濃い野菜が多いですよね。
実はこの濃い色は、夏の強い紫外線から守るために濃い色に変わっていきます。
夏野菜の濃い色素には、抗酸化作用が期待できる成分が含まれていて、美容に良い影響を与えてくれるのです!
紫外線が強くなる夏は、人にとっても過酷な季節ですよね。
自律神経が乱れやすくなり、活性酸素が増えるのも夏の特徴。
この活性酸素を夏野菜の抗酸化作用が抑えてくれます。
- シミやしわの予防
- 肌老化の予防
- くすみの予防
大人女子が気になる肌トラブルをしっかり予防してくれるのはうれしいですね。
夏バテ予防にも効果が期待
6月といえど、夏日になる日が続くことも珍しくありません。
体が暑さに慣れていないため、夏が来る前に夏バテをすることもあるでしょう。
6月が旬の夏野菜は徐々に栄養価が高まり、体の調子を整えてくれる作用が期待できます。
抗酸化作用が疲れを癒すとともに、夏バテしにくい体づくりにも役立ちますよ。
また、6月が旬の魚の代表・アジは、ビタミンやミネラルが豊富。
血中の悪玉コレステロールを減少させ、夏バテから守ってくれます。
6月が旬!今すぐ食べたい美容に良い食材6選
6月に旬を迎える食材はたくさん!
なかでも特に美容や健康に良いといわれている食材を厳選しました。
- 野菜
- 果物
- 魚
それぞれ2種類ずつ、6種類の食材をご紹介します。
トマトで美白を目指す
真っ赤なトマトに含まれる赤色の色素「リコピン」には強い抗酸化作用があり、美容の強い味方になってくれる野菜です。
抗酸化作用の代表ともいえるβカロテンと比べても、約2倍の抗酸化作用があるといわれています。
紫外線によって生成されるメラニンを抑制するため、美白効果も期待できますよ!
パプリカはビタミンCが豊富
パプリカは近年、美容に良いと注目されている野菜の一つ。
その理由は「カロテノイド」という成分です。
カロテノイドはおもに赤いパプリカに多く含まれていて、
- 抗酸化作用
- 代謝アップ
などが期待されます。
また、普通のピーマンよりもビタミンCの含有率が高く、美白効果も期待できそうです。
キウイでむくみ予防
6月に入ると、外国産のブランドキウイがお店に並びますよね!
キウイはビタミンCがとにかく豊富で、レモン1個よりも多く含まれているんです。
ビタミンCはメラニンの生成を抑え、美白へと導いてくれます。
美白効果だけでなく、キウイには
- ビタミンEがターンオーバーを促進
- カリウムがむくみを解消
- 食物繊維が便秘改善
などの効果が期待され、美容にも健康にも役立つ優秀な果物。
旬を迎える6月から、積極的に食べたいですね。
さくらんぼはビタミンとミネラルのバランスが良い
梅雨入りする頃に旬を迎え、7月頃まで楽しめるさくらんぼ。
さくらんぼはビタミンCのほか、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- βカロテン
なども豊富に含まれています。
豊富に含まれるさまざまなビタミンが、美肌に良い影響を与えてくれるというわけですね。
また、疲労回復や代謝アップも期待できます。
アジは栄養バランスが抜群
アジは1年中スーパーで購入できる魚ですが、5月~7月頃が旬といわれています。
アジには
- たんぱく質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンD
- ビタミンE
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
などがバランス良く含まれていて、旬の時期にはさらに栄養価がアップ!
アジを食べるだけで栄養の偏りを修正してくれそうですね。
また、アジはDHAやEPAなどのアミノ酸も豊富。
血液をサラサラにするとともに、高い抗酸化作用でアンチエイジングにも有効です。
カマスでターンオーバーを正常に
5月下旬頃からスーパーで見かけるようになるカマス。
淡白な味わいですが、さまざまな栄養がバランス良く含まれていて、美容や健康にはもってこいの魚です。
なかでも注目したいのは、ビタミンAとビタミンE。
ビタミンAはターンオーバーを促進する働きがあり、肌を健やかに保ちます。
ビタミンEは抗酸化作用があり、老化防止にも役立ちますよ。
6月が旬の食材でつくるおすすめメニュー
6月が旬の食材をたっぷり味わいたい!
美容と健康にアプローチする、おすすめのメニューをご紹介します。
飲むサラダともいわれる「ガスパチョ」
トマトをたっぷり使った冷製スープ。
「飲むサラダ」といわれることもあり、野菜のうまみと栄養をぎゅっと閉じ込めています。
- トマト
- キュウリ
- 赤パプリカ
- 玉ねぎ
といった、美容に良い影響を与えてくれる野菜をたっぷり使っているのも魅力です。
βカロテンはオイルと一緒に摂取すると吸収率が上がるので、オリーブオイルを使ってつくるガスパチョは、まさに美容のためのメニューといえそうです。
つるすべ肌を目指す「アジの南蛮漬け」
骨まで丸ごと食べられるアジの南蛮漬けは、さっぱりした味わいが初夏にぴったり!
玉ねぎやトマトなどの野菜を一緒に付け込めば、栄養バランスもばっちりです。
また、酢は疲労回復や血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、肌のターンオーバーを促進して美肌に導いてくれますよ。
アジは頭まで丸ごと食べられるマメアジを使うのがおすすめです。
ビタミンたっぷり「フルーツポンチ」
いろいろな果物をたっぷり使ったフルーツポンチは、ビタミンの宝庫!
缶詰を使ってつくることが多いですが、美容のためにはフレッシュな果物を使うのがおすすめです。
- キウイ
- さくらんぼ
- すいか
- メロン
などが6月に旬を迎える果物なので、お好みで取り入れてみてくださいね。
あとは寒天ゼリーを入れるのもおすすめ。
寒天はお腹の調子を整えてくれるほか、腹持ちも良くダイエット中にもぴったりです。
6月が旬の野菜や魚はおいしくて美容にも良い!
旬の食材は、栄養価も高くとにかくおいしい!
なかでも6月に旬を迎える食材は、夏に起こりがちな肌トラブルにもアプローチする、魅力的な栄養がたっぷり含まれています。
おいしくて栄養価も高く、そして美容や健康にも良い影響を与える6月が旬の食材。
毎日の食事に旬の食材をたっぷり取り入れて、内側からきれいを目指しませんか?